最近のAndroidスマホはType-Cコネクタ搭載がほぼ標準的です。
また「microSDカードスロット非搭載」のスマホも珍しくありません。
PC、スマホ(「Type-C搭載」 かつ 「microSDカードスロット非搭載」)間でmicroSDのデータ整理を行う場合、「Type-C対応microSDカードリーダー」を購入するのは手っ取り早い選択肢の一つです。
しかし、数年に1回くらい使わないガジェットには出来るだけお金を掛けたくないところ。
手持ちの100均グッズで「Type-C対応 microSDリーダー」同等の役割を実現してみることにしました。
今回は、200円(税抜)で「Type-C対応 microSDリーダー」を入手する試みです。
用意するもの
microSDカードリーダー(100円)
通常サイズのUSB(Type-A)に対応したmicroSDカードリーダーを用意してください。
なお、100円ショップの物にこだわる必要はありません。
今回は、キャンドウの「マイクロUSB対応 カードリーダーライター」を利用する事にしました。
【Can☆Do】
※microSDカードリーダー(Type-A)は大手100円ショップであれば、どこでも取り扱いがある印象です。
【DAISO】
Type-C変換アダプタ(100円)
OTG変換アダプタ(Type-C ⇔ Type-A)を用意します。
今回は、セリアで買ったType-C変換アダプタを利用します。
【Seria】
※こちらも大手100均であれば、いずれでも取り扱いがありました。
【DAISO】
※スマホ本体がOTGに対応している必要があります。
試してみた
1.「Type-C変換アダプタ」を取りつけ
「microSDリーダー」に「Type-C変換アダプタ」を取りつけましょう。
取り付け完了!
2.microSDの装着
「microSDカード」を「microSDリーダー」に装着しておきます。
microSDの向きオモテウラなど、お間違いなく。
3.スマホに接続
変換アダプタの「Type-Cコネクタ」を、スマホに接続します。
通知エリアで認識していればOKです。以後、スマホの外部ストレージとして利用できます。
4.ファイル管理アプリ
ファイルの移動作業は、ファイル管理アプリで行うのが一般的です。
お手持ちのスマホにプリインストールされていない場合は、新たにお好みのファイルマネージャーをDLしましょう。
おすすめ
GooglePlayに候補アプリが沢山あって、決められない方向けにいくつかピックアップ。
Google製アプリ。広告も無く、Googleドライブやフォトとも高相性。
定番の老舗ファイル管理アプリ。多機能。
広告無し(2020/11/25現在)でNAS利用出来るファイル管理アプリ。時々NAS転送用でお世話になってます。
5.取り外し
いきなり、「microSDリーダ」や「microSDカード」をスマホから取り外すのはファイル破損に繋がる危険な行為です。
正しい手順を踏みましょう。
ファイルの書き込み作業が終了したら・・・。
- 通知エリア等から「取り外し」を選択
- スマホからType-C変換アダプタごとリーダーを外す
メリット
1.安価
2020/11/24現在、メジャーメーカーさんのまともな「Type-C対応カードリーダー」は1,000円~2000円程度で、冒頭で述べた通り数年に1回しか使わない人ならちょっと勿体ない気もする価格です。
最大のメリットは価格です。今回の組み合わせであれば200円(税抜)で済ます事が出来ます。
2.USBメモリーも使える
Type-C変換アダプタにUSBメモリーを取り付けると、USBメモリーを外部ストレージとしてスマホに認識させる事も出来ます。
既にお手持ちのUSBメモリーを流用出来れば、ローカルなファイル移動手段や低コストな一時的なバックアップとしても活用できそうです。
まとめ
Type-C変換アダプタを組み合わせるだけ
「microSDカードリーダー(Type-A)」と「Type-C変換アダプタ(C-A)」を組み合わせるだけと言う何てことはないアイデアでした。
僅か200円(税抜)で目的は果たせるはずのなので、とにかく安く済ませたい方はこれで十分かも知れません。
それでは、楽しいスマホライフを!