PCでゲームプレイする事がほぼ無い私ですが、事務的作業で使う「PCマウス」はゲーミングマウスを愛用しています。
ゲーミングマウスを使う理由として多少値が張るものの、毎日の長時間作業でもビクともしない耐久性や業務効率を上げられる機能の存在などが挙げられます。
つまるところ、ゲーマーで無くとも、よくPCでを使う人であれば「ゲーミングマウス」は十分魅力的な存在といえます。
さて、先日Logicoolから気になっていたモデルが新発売されたので、購入してみる事にしました。
今回は、ロジクール(Logicool)最新ゲーミングマウス「G304」の事務作業用途でのレビューです。
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開封の儀
パッケージ
「G」シリーズお馴染みの青いカラーリンが目を引くパッケージです。
最大の特長「LIGHTSPEED対応・ワイヤレス・ゲーミングマウス」である事が明記されています。
パッケージ裏面。
各特長について軽く解説されています。
左側面には、パッケージ内容(内包物)やスペック関連などの記載。
底面には保証期間の言及。
付属品
開封してみました。
[付属品一覧(※本体、箱除く)]
- USBレシーバー
- USB延長ケーブル
- 単三電池
- 取扱説明書
- 保証書等
USBレシーバー
「LIGHTSPEED USBナノレシーバー」はマウスの中に収められています。
スライドするとカバーが外れます。※ちょっと硬い
後は、引っ張り出すだけです。
USB延長ケーブル
USB延長ケーブル(Aオス ←→ Aメス)です。
必要に応じて、USBレシーバーをPC本体等から離します。
今回は私は事務作業のみなので使いませんでしたが、ワイヤレスマウスは性質上電波干渉には弱い存在です。
シビアなゲーム用途なら延長ケーブルで近づけた方が無難かも知れません。
注意: コンピュータの USB ポートに LIGHTSPEED レシーバーを直接接続することもできます。
ヒント:
マウスとレシーバーを、ワイヤレス ルーターまたは他の 2.4GHz ワイヤレス デバイスから 2m 以上離し、環境ノイズを最小限に抑えます。
ノイズのあるワイヤレス環境で最適なパフォーマンスを確保するには、レシーバーをマウスの 20cm 以内で使用することをお勧めします。[参考:公式サポート]
単三電池
アルカリ単三乾電池が1本付属しています。
取扱説明書
基本的にイラストのみの簡易説明書です。
解説文付きの内容は公式サポートで確認できます。(※USB延長ケーブルの項と同じページ)
保証書等
正規販売店で購入から2年間保証。
保証規定も付属します。
G304本体
オーソドックスな形状のマウスです。
ざらざらボディを採用しており、滑り止めを考慮していると考えられます。
「右ボタン」「左ボタン」に挟まれるように「スクロールホイール ボタン」と「DPIボタン」「インジゲーターランプ」があります。
ランプの色
「インジゲーターランプ」も無駄が無く光る印象。
G304とPC等を使う時に、毎回数秒だけモードを知らせてくれます。
私的には電池残量案内が有難い機能です。
※電池残量が残量が15%以下になると接続時に赤(点滅)
その他、DPIのランプ通知も可能です。
インジゲーターランプ色 | 状態 |
---|---|
赤(点滅) | 電池残量案内:残量が15%以下 |
シアン | モード案内:パフォーマンスモード |
緑 | モード案内:省電力モード |
黄 | 400 DPI |
白 | 800 DPI |
オレンジ | 1600 DPI |
マゼンタ | 3200 DPI |
ロゴは塗装
「G」ロゴは、シルバーメタリックカラーです。
※「G」ロゴ部分はイルミネーションランプではありません。塗装です。
左側面
左側面には「進むボタン」「戻るボタン」があります。
右側面
右側にボタンはありません。
裏面
中央下に、電源スイッチがあります。長期間使わない場合や、持ち運び時は便利そうです。
青の時はONで、赤がOFF。
事務作業用マウスとして(使用感)
G304を事務用途で使った場合の所感を挙げておきたいと思います。
デザイン
G304は、ゲーミングマウスとしては地味なデザインと言えそうです。
ゲーミングマウスにありがちな、大量のボタンや派手なイルミネーション機能はありません。
詳しい人で無ければ「PCに付いてきたマウス」と言っても、普通に信じて貰えそうです。
少々ガジェット持ち込みに厳しい職場などで、使いたい場合もG304なら問題にならないかもしれません。(誰もマウスが変わった事に気が付かないかも?)
サイズ
ゲーミングマウスは比較的、大きなサイズの物が多いですが、G304のサイズは一般的なデスクトップPCに付属するマウスと殆ど同じ位です。
奥行き mm | 幅 mm | 高さ mm | |
---|---|---|---|
G304 | 116.6 | 62.15 | 38.2 |
HP H4B81AA | 115 | 62.9 | 37.3 |
ごく一般的なサイズのマウスに慣れている方が、違和感無く使える大きさと言えそうです。
クリック「感」
かなり軽いクリック感だった、同社の過去作(G302)と比べると、しっかりとクリックをする必要があります。
[左:G304、右:G302]
文章での表現は難しいですが、クリックにはマウスとしてごくごく標準的な力が必要です。
クリック「音」
G304は電池を含めても100g以下と軽いので、モバイルPCと共に持ち運びを検討している方もいるかも知れません。
「本体+付属乾電池電池」
※レシーバーは除く、多分個体差はあると思います。
しかし、持ち出す前にクリック音を考慮した方が良いかも知れません。クリックすると、しっかりとした「カチ」「カチ」音が鳴ります。
感じ方は人それぞれですが・・・静音が求められる環境での利用は控えたほうが無難でしょう。
少なくとも、G304に静音を期待すべきでは無いでしょう。
後日談
約1年半後
ほとんど毎日使って、1年半が経過しました。
このあたりで経過報告を。
購入当時シルバー塗装だった「G」マークは、いつの間にか薄れて黒くなってしまいましたが、手持ちのG304は今でも機能に問題なく元気に活躍してくれています。
現状特にヘタリも感じ無いため、事務用にゲーミングマウスを選択した意義は果たしてくれている印象です。
軽量化
なんとなく軽量化したくなりました。
100均乾電池変換アダブターを使ってお手軽軽量化を実施。
「単3乾電池(付属品)」 → 「単4電池(BK-4MCC) + 電池アダプタ」
10gに満たない値ですが軽量化できました。
使用感は予想以上に軽くなりました。
まとめ
予想以上に事務作業向き
ゲーム用途としての使い勝手は分かりませんが、「コンパクトなサイズ」や「オーソドックスなデザイン」で、予想以上に事務作業に適している「ゲーミングマウス」に感じました。
「初めて事務作業用ゲーミングマウスを探している方」や、同社製で形状の近い「G302、G303、PRO G-PPD-001、あたりを事務作業用に使っている方」には、悪くない選択肢になりそうです。
それでは、楽しい「Logicool G304」ライフを!