LGのウルトラワイドモニター「29UM59-P」(2560×1080)を買ってみた。VESAマウント注意点など。

PC(Windows)のモニター選びは、悩みどころです。

特にフルHD(1920×1080 )からステップアップする場合が難しく「4Kを選んだら文字が小さすぎた」「フルHDデュアルにしたら、場所取りすぎ、配線ゴチャゴチャ」などの失敗はありがちです。

そんな中、事務用途にフルHDより少しだけ幅広の「ウルトラワイドモニター(2560×1080)」を購入してみたところ、意外と良い感じだったので購入時のメモを残しておきます。

今回は、LGのウルトラワイドモニター「LG 29UM59-P」レビューです。

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スペック等

主なスペック

  • モデル名:29UM59-P
  • モニタサイズ:29インチ(IPS)
  • アスペクト比:21:9
  • 解像度:ウルトラワイド(2560×1080)
  • 入力端子:HDMI×2
  • 出力端子:ヘッドホン×1
  • サイズ:703×414×205mm

[参考:メーカーサイト LG 29UM59-P]

売ってるところ

LGはウルトラワイドモニターを数多くリリースしていますが、今回の「29UM59-P」はamazon.co.jp限定品です。

[29UM59-P(29インチ)]

また、サイズ違いの34インチも存在します。同じくamazon.co.jp限定。

[34UM59-P(34インチ)]

サイズ選びに注意

「ウルトラワイド(21:9)」と「フルHD(16:9)」は同じインチでも、サイズ感は大きく異なります。

例えば「29インチ フルHD」 → 「29インチ ウルトラワイド」に買い替えた場合、同じサイズでは無く、大幅にサイズダウンしている事になります。

インチを目安に買い換えると、大失敗する事になります。

有効表示領域(高さ)を目安に!

ウルトラワイドのサイズを選ぶ際、インチの代わりにおすすめするのが「有効表示領域(高さ)」です。

簡単に言うと、液晶部分の縦のサイズです。

有効表示領域(高さ)

買い替え前よりも小さくなってしまうのがイヤな方は、有効表示領域(高さ)が同等以上になるようにサイズを選びましょう。

参考までに同社のモニターを、幾つか比較してみました。

  • ウルトラワイド(2560×1080)29インチは、フルHDの23インチとほぼ同等の表示サイズ。
  • ウルトラワイド(2560×1080)34インチは、フルHDの27インチとほぼ同等の表示サイズ。

[フルHDからの買い替え目安]

インチ モデル名 有効表示領域(高さ)mm 画素ピッチmm
34 34UM59-P 335 約0.312
29 29UM59-P 284 0.2628
27 27MP38VQ-B 336 0.3114
23.8 24MK430H-B 296 0.2745
23 23MP48HQ-P 286 0.2652
21.5 22MP48HQ-P 268 0.24795

※ウルトラワイドは赤

開封の儀

パッケージ(荷姿)

大型商品の為、商品パッケージの状態で到着しました。

箱が若干濡れてるのは大雨の日だったからです。配達員さんご苦労様でした。

パッケージサイズは約80×39.5×15cmです。

もし、配送営業所などから手で持って帰ろうと思っているのであれば、止めておいた方が無難です。

開封

早速、パッケージを開封したいと思います。

「カッター禁止マーク」があるので、念の為使用は控えましょう。

発泡スチロールで保護されている本体と、小さな多言語の「取り扱いガイド(handling guide)」が姿を表しました。

ちなみに「取り扱いガイド(handling guide)」には取り出す際の注意事項が記載されています。

パッケージ中身

箱の中身はこんな感じです。

モニターやスタンド類の他、袋の中にケーブルや樹脂パーツが見えます。

付属品

内包物をチェックします。

結構多いので、リストアップしました。

「モニター本体部分」「パッケージ」「取り扱いガイド(handling guide)」以外では下記のとおり。

  • スタンドネック
  • スタンドベース
  • スタンドカバー、ネジ2本
  • AC-DCアダプタ
  • ケーブルホルダー
  • 電源コード
  • HDMIケーブル
  • モニター保証書
  • 修理に関するご案内
  • 簡単セットアップガイド
  • CD-ROM

なお、樹脂系パーツには保護フィルムが掛けられていました。

各付属品について、詳しく見てみます。

スタンドネック

本体とベースの間の「柱」です。

スタンドベース

幅、約42mmくらいのベースです。

スタンドカバー、ネジ2本

この2つは同じ小袋に同封されていました。

ちなみ「ネジ2本」は本体とスタンドネックを取り付ける為に利用し、「スタンドカバー」は取付部を隠すのに利用します。

AC-DCアダプタ

グローバル仕様のアダブタです。

INPUT:100-240v 50/60Hz 1.0A、OUTPUT:19V 1.7A。センタープラス。

ケーブルホルダー

ケーブルを纏めるのに使います。

電源コード

日本向けの電源コード。アダプタに差し込んで利用します。

アースの利用が可能です。

HDMIケーブル

HDMIケーブルが付属します。

モニター保証書

保証書(3年)です。

購入証明をいつでも用意できる準備はしておきましょう。

修理に関するご案内

コールセンターなどの案内が記載されています。

簡単セットアップガイド

簡易説明です。

付属品一覧や組み立て方などが記載されています。

CD-ROM

専用ソフトウェアなどが入っています。

保護材は無かったので多少小傷があるかも知れません。

※PCは光学ドライブが無い方は、WEBサイトから内容をDL可能です。

[参考:メーカーサイト]

製品サポート-PC関連機器モニター-29UM59-P

組み立て

1.ネックの取り付け

液晶に傷がつかないように裏返しましょう。

保護フィルムを取り除きます。

銀色のネジ穴があるのが、ネック取り付けの土台です。

ネックの穴を合わせて。

付属のネジ2本で取り付けます。

※プラスドライバーは自身で用意する必要があります。

スタンドカバーを被せます。

2.ベースの取り付け

続けてベースの取り付けです。

先程、取り付けたのネック逆側にベースを合わせたら、ベース底に付いているネジをコインで回し取り付けます。

※コインは自身で用意してください。

3.ケーブルホルダーの取り付け

PCや本モニターの配線が終わったら、付属の「ケーブルホルダー」で纏めるとスッキリします。

ベースの後ろ付近に、取付口があります。

差し込むと取り付け完了です。

上記画像では空ですが、ケーブルを「ケーブルホルダー」の中に入れた状態で差し込んで下さい。

以上で組み立て完了です。

本体外観

ノングレア液晶

ノングレア液晶に、ベゼルは光沢。サイズは703×414×205mmで幅広く感じます。

高さ調整の機能はありませんが、前後のチルト機能(前:-5゚、後:20゚)があるので問題ありません。

中央下にはメーカーロゴ。

赤系では無く、白一色で控えめな印象です。

さらに下に「ランプ」と「電源ボタン」あります。

ちなみに「電源ボタン」はゲームパッドのようなスティック状(OSDジョイスティック)になっています。

設定時には、十字の動きで操作します。

背面

背面中央には、「VESAマウント(※詳しくは後述)」「入力端子類」が並んでいます。

入力端子類については下記の通りです。

  • HDMI 1
  • HDMI 2
  • ヘッドフォンジャック
  • 電源(DC-IN)

HDMI端子が2つありますが、切り替え機能が内蔵されているだけです。

その他、気がついた事はこちら。

VESAマウント

マウント規格

VESAマウントのサイズは約75mm×75mmです。

一般的なモニターアームのサイズと言えるでしょう。

干渉する可能性も?

マウントの穴から、上下左右のベゼル縁までの距離をざっくり測ってみました。

すると若干不安に感じる点が見えてきました。

先ず、上と左右に関しては遮る物も無く、何を取り付けるにしても問題ありません。

  • 左右:約31.5cm
  • 上:約12cm

しかし、下方向は「電源(DC-IN)」を差し込む必要があるため、かなり余裕が少ない状態です。

  • 下:約2cm

モニターアームがぎりぎりと言ったところでしょうか?

試しにIntel nucをマウントしてみた

なお、試しに手持ちの小型PCのnuc(nuc6i3syk)を付けてみる事にしました。

問題なく取りは出来たものの、100mm兼用の土台がジャストサイズな印象でした。

やはり、マウントできる物は限られるかも知れません。

まとめ

サイズ選びは重要

買い替え前よりも、表示が小さいディスプレイが届くのは、かなりがっかりな買い物経験になってしまいます。

「サイズ選びに注意」で触れた通り、インチだけを目安に買い換えると、失敗する可能性があります。

有効表示領域(高さ)や、画素ピッチを見比べ、同等以上のサイズを選ぶようにしましょう。

PC本体をマウントしたい場合は注意

VESAマウントの項で触れた通り、下方向には余裕が少ない印象です。

モニターアームを取り付ける場合には問題ないと思われますが、nucよりも大きいPC本体を取り付ける場合は高確率で干渉してしまうと思われます。

下方向が、2cm程度に収まらない場合、電源(DC-IN)との干渉で取り付けできない可能性があります。各自事前に調べておきましょう。

組み立てに必要な工具

多くの家庭にはあると思いますが、組み立てには下記の工具?が別途必要です。

  • プラスドライバー
  • コイン

持っていない方は、力を入れる作業では無かったので、正直100円ショップの物でも十分です。コインは硬貨を使うのが手っ取り早いと思われます。(私は1円で回しました。。)

事務用途にもおすすめ

メーカーサイトでは、「ウルトラワイドモニター」はゲーム用途での有用性が紹介されている事が多い存在です。

しかし実際に使ってみると、事務作業でも活躍する機能群(フリッカーセーフ、ブルーライト低減モード、sRGB OVER 99%、スマートエナジーセービング)や比較的安価な点、無理無く視野拡大が可能な点から、事務的用途にもおすすめなモニターと感じました。

将来4Kなど導入するにしても、ソフトウェアの表示対応が追いついていない事が多い現状では、つなぎのステップアップとしても、意外と悪くない選択と思われます。

それでは、楽しいLG 29UM59-Pライフを!