最近、ゲリラ豪雨に遭遇する機会が増えた印象があります。
先日も仕事用のPCやスマホを押し込んでいた「バッグ」がズブ濡れです。
ガジェットは守れたものの、バッグが完全に乾くまでには数日要することやら・・・。
面倒になってきたので、除湿機を導入する事にしました。
今回は、アイリスオーヤマ「除湿機 IJC-J56」のレビューです。
JAN:4967576444392
IJC-J56とは
コンプレッサー式除湿機
アイリスオーヤマが手掛けるコンプレッサー式除湿機です。
比較的安価なモデルですが、部屋干しにも対応する十分な除湿力を備えています。
スペック
電源 | AC100V |
---|---|
定格周波数 | 50Hz・60Hz共用 |
定格消費電 | 50Hz:140W、60Hz:165W |
定格除湿能力 | 50Hz:5L/日、60Hz:5.6L/日 |
除湿可能目安 木造 | 50Hz:6畳(10.4m2)、60Hz:7畳(11.7m2) |
除湿可能目安 プレハブ | 50Hz:10畳(15.9m2)、60Hz:11畳(17.8m2) |
除湿可能目安 鉄筋コンクリート | 50Hz:13畳(20.8m2)、60Hz:14畳(23.3m2) |
タンク容量 | 約2Lで自動停止 |
質量 | 約8.8kg |
電源コード長さ | 約1.9m |
電気代
定格消費電力は50Hzエリアで140W、60Hzエリアで160Wです。
電力料金目安単価27円(税込)の場合、下記が1時間あたりの消費電力目安となります。
- 50Hzエリア:約3.8円
- 60Hzエリア:約4.3円
※小数点第二位以下四捨五入
半日(12時間)稼働しても50円前後で収まっており、意外と省エネな印象です。
開封の儀
パッケージ
宅配に耐えられる荷姿ダンボール。
本体重量だけで約8.8kgあるので結構重いです。
付属品
IJC-J56本体の以外には「取り扱い説明書」が内包。
シンプルデザイン
コンパクト(幅約25×奥行約23×高さ約38.3cm)の四角いデザイン。
単色使いも意外とオシャレに見えます。
操作パネル
天面に操作ボタンがまとめられています。
ボタンは「除湿設定」と「電源」の2つだけ。
運転モード
指定の湿度まで下げるモード(60%・50%・40%)と、連続運転モードが用意されています。
「除湿設定」ボタンで切り替え可能。
- 60%
- 50%
- 40%
- 連続運転 ※ランプ点灯無し
オートOFF
指定時間で自動停止する「オートOFF」機能があります。
下記いずれから必ず選択。
- 12時間後
- 24時間後
「除湿設定」ボタンの長押しで切り替え可能です。
ハンドル付き
収納式の本体移動用ハンドルが付いています。
本体移動時に便利ですが、樹脂素材で剛性の低さが少々気になるところ。
コンプレッサー除湿機は重いので、持ち上げると若干しなります・・・。
将来樹脂が劣化した時の事を考えると、あまりハンドルを過信するのはおすすめできません。
排水タンク
本体正面に排水タンク。引き出すようにタンクを取り出します。
水位は中央の透明部分からのみ確認可能。少々見づらいかも知れませんね。
半透明のフタが取り付けられています。溜まった水を捨てる際もこぼしにくい構造です。
排気は背面から
除湿された風は背面から排出されます。
乾燥させたい物を背面側に配置すると効率が上がります。
連続排水
ホースを接続して直接排水する事も出来ます。利用場所が浴室等に近い場合は、タンクで排水する手間が減ります。
背面の排水キャップを回して外します。
ホース取付口。
接続したホースは浴室等に向けて排水しましょう。
※対応ホースは内径15mm(別売り)
使ってみた
外気温約29度のもっともコンプレッサー式除湿機が威力を発揮しやすい日に稼働してみました。
十分な除湿性能
一番性能を発揮できる季節だったこともあり、10時間程度で満水停止しました。
なお、簡易湿度計も80%台後半→約60%の変化をみせていました。
スペック通りの除湿性能を感じ取れます。
3分間保護機能に焦るな
稼働中にタンクを取り出したり、電源スイッチを入れ直したりすると、除湿機が動かなくなってしまいます。
一瞬焦りますが、これは仕様の「3分間保護機能」です。
※本体に貼り付けられていた注意書き
スイッチいれたまま放置すれば再稼働します。
フィルターの外し方
フィルターが本体内部に存在しますが、取り外しは簡単でした。
排水タンクを取り出した状態で引き下ろすと・・・。
簡単に取り出せます。
単純構造で比較的入れは簡単な印象です。
まとめ
ガジェットにも嬉しい、手頃なコンプレッサー式除湿機
湿ったガジェット収納を、簡単に乾燥できる除湿機は思いのほか心強い存在でした。
本来の「衣類乾燥機」として活用できる家族にも好評なハズ。
もっと早く導入しておけば良かった・・・。
それでは、楽しいスマホライフを!