スマホの「液晶保護フィルム」と言えば、ガラスやPET素材の貼り付けるタイプが一般的です。
しかし、最近100均コーナーで「液体フィルム」と銘打っている、変わり種商品が気になります。
今回は、100円ショップSeria(セリア)で「ガラス用液体フィルム」を買ってみた話です。JAN:4965534177603
開封の儀
パッケージ表
購入価格は100円税抜。
「塗るだけ全面保護」がアピールされています。
実力値は3H。数値上はPETフィルムくらい?
「スマートウオッチやメガネにも!」の文字。
ガラス面であれば大体利用出来るようです。
パッケージ裏
パッケージ裏は説明書。
ご使用方法
塗り方が記載されています。
ご使用上の注意
フィルム液はナノ粒子酸化チタン(TiO2)、シリカナノ粒子(SiO2)。いわゆるコーティング剤ですね。
更に詳しく
パッケージ裏面の大きな画像をチェックしておきたい方は、下記でどうぞ。
本体
開封しました。内包物は3点です。
- 液体フィルムボトル
- ウエット&ドライシート
- マイクロファイバー
液体フィルムボトル
液体フィルムの入った小さなボトル(ガラス製)です。
「NANO Hi-Tech」「NANO TECHNOLOGY」の記載。
ボトルキャップも小さいので、取っ手がついています。
※内容量1mm。スマホ2~3面分との事。
ウエット&ドライシート
ウエットシート(1)と、ドライシート(2)が付属。
マイクロファイバー
仕上げ用のマイクロファイバー。
塗り方
実際にスマホに塗ってみる事に。
手順はパッケージ裏の通り、4ステップです。
1.汚れ落とし
スマホのタッチパネル側を、付属の「ウエットシート」で徹底的に綺麗にしましょう。
2.塗布
次に、ボトルを中身を混ぜるようによく振ります。
ボトルキャップを外します。
※なお、ボトルキャップ内部はこんな形状。引き抜くイメージ?
白系の液体フィルムを端末に数滴垂らします。
ボトルから中身が出てこない場合、ボトルキャップで掻き出すと良いかも知れません。
「ドライシート」で軽く伸ばしましょう。
3.乾かす
乾くまで、約10分程度は放置します。
4.ふき取り
最後に付属の「マイクロファイバー」でしっかりと磨き上げましょう。
液体跡などが無くなれば完了です。
お疲れ様でした。
所感など
実は今回、検証の為に右半分だけ塗布していました。
参考になるかどうかも分かりませんが、仕上がりの所感を残しておきたいと思います。
【仕上がり全体】
【左:未塗布】
【右:塗布済み】
- 見た目上は左右共変化が無いように思えました。
- 僅かですが塗布面の方が滑りが良い気もします。
- 映り込みが激しくなるコーティング剤も多いのですが、本品はあまり心配なさそう。
まとめ
安価にコーティングを試せる!
安価ですがコーティング剤です。
塗布しておけば、光の加減でわかるような超微塵な小キズから守ってくれる事もあるかも知れません。
しかし、分厚い膜が出来る訳でもありませんので、保護力の面で「ガラスフィルムの代わりになるか?」「アスファルトに落下させても大丈夫?」と言われてしまうと正直微妙な印象です。
ガラスフィルムの代替品無く、滑りを程良く向上したい場合や汚れ防止、ガラスフィルムの余白保護などが目的であれば、安価にコーティングを試せる本品は魅力的に映りました。
それでは、楽しいスマホライフを!