ASUS ZenFone5(ZE620KL)国内版を約1ヵ月使って分かった、良かったところ5個、イマイチなところ3個。

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asusのSIMフリースマホ「ZenFone5(ZE620KL)」国内モデルを購入してから、あっという間に1ヶ月が経過しました。

今回は、約1ヶ月間、実際にZenFone5(ZE620KL)を使って分かった「良かったところ5個」「イマイチなところ3個」です。

※本体バージョン:15.0618.1804.5時点

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良かったところ

1.広い表示領域

90%の圧倒的に広い表示領域を持っています。

下部の一部を除き、上部のノッチまで殆どが表示エリアです。

ZenFone5(ZE620KL)に慣れた状態で、従来のベゼルの多いタイプのスマホに戻ると、非常に狭く感じてしまいます。世代が変わった感があります。

※ノッチは設定で隠す事も可能です。

2.豊富なアクセサリー

ZenFone5シリーズはグローバル展開されているモデルなので、ケースやガラスフィルムなどのアクセサリーは豊富かつ安価に探す事が出来ます。

更に、上位モデル「ZenFone5Z(ZS620KL)」と全く同じ形状の為、ガラスフィルムなどの流用が可能です。

少なくとも、オンラインショップで探すと分には、ZenFone5はアクセサリー選びに困らない機種と言えそうです。

3.十分な基本性能

ZenFone5(ZE620KL)は、ハイエンドモデルではありませんが日常使いには十分すぎる基本性能があります。

更に新機能「AIブースト」を使う事で、必要に応じて処理性能を上げる事も可能になりました。

[過去記事:ZenFone5 購入レビュー(ベンチマークあり)]

【実機レビュー】国内版 ASUS ZenFone5(ZE620KL)レビュー!AnTuTuベンチマークも公開。
2018/5/18に発売された、asusのSIMフリースマホ「ZenFone5(ZE620KL)」を購入してみました。 ZenFone5(ZE620KL)は、人気シリーズのZenFoneの最新ミドルハイクラスです。 ここ数ヶ月、他社からも有...

4. DSDV対応

「DSDS対応」のSIMフリースマホは数多く存在しますが、「DSDV対応」で国内正規販売SIMフリースマホの本機はとても珍しく感じます。

しっかりとメーカー公式サイトにも記載されています。

※ SIM1/SIM2のnanoSIMカードスロットはともに、4G/3G/2G回線の接続に対応しています。

 

ZenFone 5 (ZE620KL) メーカ公式スペック

これまで、片方を「3G」で我慢していたDSDSユーザーには、大きなプラス材料になりそうです。

5.まともな付属イヤフォン

スマホに付属するイヤフォンは、おまけ程度のジョボイ物も多く見受けられます。

本機に付属するイヤフォン「ZenEar Pro」は、従来はZenFoneシリーズのフラグシップ向けの付属品だった物です。

何気にハイレゾにも対応。付属品としては、かなりまともなイヤフォンと言えるでしょう。

「既に良質なイヤフォンを利用している方」や「付属品を使わない派の方」はともかく、安価なイヤフォンを使っている方は試す価値が十分にあります。

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イマイチなところ

1. サイズは大きめ

ZenFone5は「フルHD+」(※6.2型 2246×1080)ディスプレイを採用しています。

従来の「フルHD」に比べ、縦長の「フルHD+」採用機は本体幅がコンパクトに仕上がる事がよくあります。

しかし、ZenFone5を1ヶ月使ったサイズの印象は「6.2インチとしてはコンパクトだが、本体サイズそのものは大きめ」です。

  • 本体サイズ:幅75.6× 縦153 × 厚さ7.7 mm

従来の「フルHD」ディスプレイを採用するスマホであれば、5.5インチ程度の本体サイズに該当しそうです。

お手持ちのスマホと比べて許容範囲かどうか?よく検討しましょう。

大きい場合には「バンカーリング(ホールドリング)」などで落下対策も悪くないかも知れません。

[過去記事:100均 バンカーリングレビュー]

100均の「バンカーリング」(落下防止、スタンドリング)を買ってみた話。100円ショップダイソー編。
「大画面スマホが持ちにくい!」 こんな方に人気の落下防止グッズ「バンカーリング(スマホリング)」が、100円ショップで、販売されていたので買ってみました! 今回は、100均のダイソーの「バンカーリング」レビューです。 ダイソーのスマホリング...

2. 上位モデルとの価格差

気にしなければ良い事だとは分かっているんですが・・・。

Snapdragon845を搭載する最上位モデル「ZenFone5Z(ZS620KL)」と、本機の価格差(定価税抜)が僅か18,000円程度でした。

両者で異なる点を挙げてみると・・・。

ZenFone5(ZE620KL) ZenFone5Z(ZS620KL)
CPU Snapdragon 636 Snapdragon 845
GPU Adreno 509 Adreno 630
ストレージ 64GB 128GB
マイク デュアルマイク内蔵 トリプルマイク内蔵
Carrier Aggregation 2CA 2CA/3CA
消費電力 最大 約10W 最大 約18W

本機を数千円程度、安価にしても良かったのでは?と思ったのは正直なところです。。

[左:ZenFone5(ZE620KL)、右:ZenFone5Z(ZS620KL)]

3.広角カメラの使い所

ZenFone5の優秀なAIアウトカメラは、メインカメラ(1200万画素)と広角カメラ(800万画素)の2構成です。

同じ場所でも、メインカメラよりも広角カメラの方が広い範囲を撮影出来ます。

[メインカメラで木々を見上げる]

※圧縮してます

[広角カメラで木々を見上げる]

※圧縮してます

しかし、広角カメラでは画質も落ちてしまうので、結局自分が移動して普通にメインカメラで撮影する事に。。せっかくなら「綺麗な画像で残したい」と思うもので、すっかり広角カメラの出番が無くなってしまいました。

さて、ここ数年でスマホカメラの状況は大きく変わりました。

デュアルカメラは当たり前になり、片側の多くはメインカメラをより綺麗に撮影する為や機能追加する為の補助的なカメラです。

ZenFone4時代では、目新しさを感じた広角カメラの独立型スタイルですが「広角カメラを多用する人」以外には無駄な構成になりつつあるかも知れません。

ZenFone5のセカンドカメラも、優秀なメインカメラの補助に徹するなど、別のアプローチでも良かったのでは?と思ってしまったこの頃です。

まとめ

大抵の事は出来る、新世代の定番スマホ

十二分な性能(Snapdragon636、ROM 64GB、RAM 6GB、Android 8.0)に綺麗なAIカメラ、盛り沢山な便利機能と新規格(DSDV、NFC、Bluetooth5.0、wifi ac、フルHD+、Carrier Aggregation 2CA)に、Gorilla Glassを使うシームレスデザインも悪くありません。

「大抵の事は出来る、新世代の定番スマホ」でした。

同価格帯のスマホと比べて、特段抜き出ている性能がある訳ではありませんが、目立つほどの弱点も見当たりません。

現時点では、後から「やっぱり、あの機能が欲しかった・・・」とは、なり難いSIMフリースマホの一つと言えそうです。

「本体サイズが問題無い方」や「ハイエンドモデルを必要としない方」にとって、ZenFone5(ZE620KL)は、悪くない選択肢となりそうです。

それでは、楽しいZenFone5(ZE620KL)ライフを!

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