人柱な感じで、z.comのWordPress専用サーバー「Z.com WP」に申し込んでみた。

WEBサービス
本ページには広告の掲載をしております

【追記】

Z.com WebHosting サービス終了のお知らせ」(2024年6月30日で終了)が発表されました。

Z.comを利用されている方は、他のサービスに乗り換えましょう。

【値段の割に結構良いかも。Wordpress専用サーバー「Z.com WP」】

 

実は趣味でレンタルサーバーを利用する事があります。最近、以前から気になっていたサーバー(z.com)を借りてみました。

 

「大手運営(GMO)」にも関わらず、web上に情報が極端に少なく、人柱感たっぷりの申込みでした。

 

今回は、その情報共有の一環として、申し込みの流れやインプレッションを残して置こうと思います。

 

スポンサーリンク

z.com(Z.com WPプラン)が気になっていた理由

結構安め

WP専用プラン「Z.com WP」の一番安価なプラン「エントリープラン」であれば、月額400円~(税抜)です。

ホームページ作成はWordPress専用サーバー|Z.com WP
WordPressを最大限活かすために必要な機能を全て装備しました。通常のレンタルサーバーでは手が届かない高速表示やセキュリティを低価格でお届けします。

 

最安サーバーではありませんが、安価である事には違いなく、趣味利用でもムリの無い価格設定です。

 

なお、「独自SSL」はオプション扱いになっていますが、「Z.com WP」ユーザーは月額100円で気軽に導入との事。

 

SSDストレージ

「月額1000円以上のサーバー」や「Wordpress一つのみ利用可能なクラウドサーバー」では、ストレージにSSDを採用する事も珍しくありませんが、500円以下の安価サーバーは珍しいかと。

 

HDDに比べSSDの高速ぶりは、PCでも長年体感している為、やはり気になってしまいました。

WP専用プランがある

WordPressを弄る機会が多いので、やはり専用プラン「Z.com WP」の存在は気になります。

 

独自のキャッシュシステムやステージング(いわゆるテスト環境)機能は、試してみたいところです。

株主優待も対象

2017/8/10現在、「z.com」の各サービスはGMOインターネット株式会社の株主優待(5000円分)の対象です。上手に利用すれば、更にお得になりそうです。

株主優待 – GMOインターネット株式会社

 

スポンサーリンク

申し込んでみた

1.申し込みページへ

まずは申し込みページです。

今回申し込むのは「WPプラン」ですが、他にもプランがありますので間違えないように注意。

  • レンタルサーバー(普通のレンタルサーバー)
  • Z.com WP(ワードプレス専用)※今回申し込むプラン
  • Z.com Studio(ドラッグ&ドロップでサイトを作れる)
カートの詳細 | レンタルサーバー [Z.com Web Hosting]

2.WPプラン選択

今回はエントリープランを申し込んでみました。選択手順は下記の通り。

  1. 希望のプランを選択
  2. 期間を選択
  3. 次へ進むボタン

f:id:piza-man:20170810000542j:plain

3.新規登録/ログイン

申し込むには「z.com」のアカウントを作る必要があります。

メールアドレス、パスワードを入力し「新規登録」ボタン。

f:id:piza-man:20170810000556j:plain

※なお、パスワードは強固なもので無いと通りません。

※既に持っている方は、ログイン後「4」へ進んでください。

4.アカウントの作成

契約者情報の入力です。

連絡先などフォームの必要項目を埋めて次に進みましょう。

5.お支払い確認

支払い方法を指定し申し込みます。

f:id:piza-man:20170810000611j:plain

コンビニ等は手数料(164円くらい?うろ覚え)が別途必要な為、可能であればクレジットカードが良い気がしました。

支払い方法の種類は下記の通り。

  • クレジットカード
  • コンビニ
  • 銀行決済(ペイジー)
  • Paypal
  • Alipay

6.申し込み完了

これで申し込み完了です。お疲れさまでした。

f:id:piza-man:20170810000626j:plain

設定してみた

管理画面はこんな感じ

Z.com WPのマイページは、とてもスッキリしています。

f:id:piza-man:20170810000755j:plain

初回は「サーバー設定」と「Wordpressインストール」

まず初回は「サーバーの設定」と「一つ目のワードプレス設定」を同時に行う事になります。

[サーバー初期設定]のリンクをクリックし設定開始です。

[WPサーバー追加] ※各項目解説は後述

f:id:piza-man:20170810000925j:plain

【ざっくりと各項目解説】

「2.Wordpress」項目は、一つ目のワードプレス設定です。

  • URL → 後から独自ドメインに変更可能です。
  • ユーザー名 → Wordpressのログインユーザー
  • パスワード → Wordpressのログインパスワード
  • メールアドレス → Wordpressの管理者メール
  • PHPバージョン → 特に理由が無い限り推奨バージョンを指定。
  • 言語 → 管理画面の言語指定です

「3.オプション」では、サーバーとWordpressに名前を付けるイメージです。

  • ネームタグサーバー → 管理画面のトップ[WPサーバーリスト]に表示されます。
  • ネームタグWordpress → 管理画面の[WPサーバーリスト]→[WordPressリスト]に表示されます。

※なお「ネームタグWordpress」はサイト名の初期値としても使われます。サイト名変更はWordpress ダッシュボードからどうぞ。

【決定後】

「決定」後、自動でインストール(DB含む)が始まります。約1分ほど経過後、サーバーステータスが「稼働中」に変わりました。

f:id:piza-man:20170810001140j:plain

これでWordpressがデフォルトで公開されている状態になっています。

お馴染みツールもあり

[ネームタグ(サーバー)]→[ネームタグ(WordPress)]のリンクをクリックすると、該当WordPressの管理画面に移動できます。

上部の赤いパネルで、作成したサイトやダッシュボードにアクセス出来ます。また、DB操作の定番「phpmyadmin」も既に設定済みです。

f:id:piza-man:20170810001208j:plain

なお、登録済み独自ドメインへの変更は中段の「サイト情報」より行えます。

独自キャッシュ機能

「Z.com WP」には独自のキャッシュシステムが存在します。デフォルトでONになっていますが、OFFにする場合は中段の「サイト情報」から変更可能です。

なお、キャッシュ機能はONのまま、キャッシュ削除を行う場合、Wordpressダッシュボードの「z.com」ロゴから行えます。

f:id:piza-man:20170810001408j:plain

使用感

サーバー反応速度

とりあえず、ほぼ素の状態で反応速度を「PageSpeed Tools」で簡易チェックしてみる事にしました。

 

なお、価格が違うので比較用としては微妙ですが、より安価なレンタルサーバー「lolipopライト」環境が用意出来たので一応同条件で計測。

 

[条件的なもの]

  • WordPress:ver.4.8
  • テーマ :Twenty Seventeen v1.3
  • 計測時間帯:平日22時ごろ

※「Z.com WP」のキャッシュはOFF設定

[PageSpeed Tools(サーバーの応答時間)]※秒

Z.com WP
lolipopライト
1回目 0.24 0.89
2回目 0.22 0.44
3回目 0.38 1.50
4回目 0.22 0.52
5回目 0.25 0.37

激安なlolipopライトが予想以上に善戦しましたが、やはり価格的に「Z.com WP」の方がワンランク上に感じます。

 

PageSpeed Toolsからお褒め頂ける?「0.20秒」未満に、安価にも関わらず、夜間に複数回迫ったのは素直に評価出来そうです。

 

まあ、様々な要因で反応は変わってくるので、目安程度にどうぞ。

生成速度

上出来の反応速度でしたが、個人的には各ページの生成速度が好印象でした。

 

SSD効果なのか?Wordpress用チューニングの恩恵なのか?は要因は不明ですが、デフォルト投稿の「Hello world!」に移動するだけでも、さくさく切り替わる(1秒も満たない差ですが)のが体感出来ました。

 

phpmyadminなども快適に動作する為、気のせいでは無いようです。

まとめ

値段の割に快適

月額400円~と格安サーバーに分類されますが、予想に反して快適でした。

 

エントリープランでもWordPressを5個まで運用できる為、趣味で複数のWordPressを弄る人には十分検討する価値がありそうです。

 

なお、「お試し期間」は無いようなので、とりあえず1ヵ月のみで契約して、良さそうならすぐ長期契約(12か月など)し、合わないようなら最低利用期間後に解約するのが、用途に合わなかった場合に良さそうです。

 

※なお、3か月が最低利用期間です。

【Z.com】最低利用期間はありますか? | ホームページ作成なら Z.com WebHosting

後は、品質を維持出来るかどうか?

知名度から考えても、恐らく現在はユーザーがあまり多くないと思われます。

 

しかし、コストパフォーマンスが高く感じられ、今後は徐々にユーザー数も増えてゆくと予想されます。

 

問題はユーザーが増えた時にも、現在と同等または以上のパフォーマンスを維持できるかどうか?が契約継続のポイントになりそうです。

 

それでは、楽しいサーバーライフを!

タイトルとURLをコピーしました