冬場になると、スマホのゴーストタッチや、イヤフォンのノイズ発生を感じるようになる方は「静電気」が原因の可能性があります。
今回は、スマホの静電気対策について考えてみた話です。
静電気自体は異常では無い
「静電気」自体は自然な現象です。
ガジェットの一時的な影響であれば、原則は異常ではありません。
主要メーカーのWEBを隈なくチェックすると、静電気についての言及なされていのがわかります。
主要メーカーのサポートリンク
物理破損には注意
不具合の原因が静電気では無く「物理的破損」である可能性が高いと感じている場合は、早急に修理・買い替えを検討しましょう。
【例:物理破損が疑われる例】
- 充電中のみ症状が発生する
- 夏場や湿度の高い部屋でも症状が多発する
- 外観が破損が目立つ(タッチパネル割れ、ボディ凹みなど)
- 浴室利用時に発生する
スマホ・イヤフォンの静電気対策
1.帯電防止スプレー塗布
タッチパネル等、対象ガジェットに市販の帯電防止スプレーの使用を検討すると、界面活性剤の作用で帯電防止効果が見込めます。
2.ケースの装着
摩擦は静電気発生の原因となりえます。
ガジェット本体に帯電しにくい材質の「ケース」を装着し、直接触れる面積を減らしてみましょう。
3.加湿器
冬場、静電気の遭遇確率が上がるのは「乾燥」が原因と言われています。
バワフルな据置型「加湿器」で屋内湿度を上げる事が、手っ取り早い静電気対策と言えます。
据置型の加湿器が使えない場合、ハンディタイプも検討してみましょう。
室内の湿度を上げるほどの力はありませんが、自分の周りの空間だけ加湿する事は可能です。
4.衣類の組み合わせに気を配る
衣類を静電気の発生し難い素材に着替えてみましょう。
「綿」は帯電し難い素材ですが、真冬にアウターを含め「綿」で揃えるのはハードルが高いと言えます。
コーディネートする場合、静電気が比較的発生しづらい組み合わせである「帯電列が近い素材同士」を取り入れてみましょう。
5.柔軟剤を使う
衣料品を洗濯する際、「柔軟剤」を使ってみましょう。
柔軟剤に含まれる界面活性剤の作用で、衣料品の帯電をへらす事が出来ます。
柔軟剤の利用が現実的では無い場合は、静電気防止ミストでも代用出来ます。
6.帯電防止ブレス・リング
自分自身からの放電を促進する事も大切な対策の一つです。
ドアノブ等、建具金属に触れて放電する少々乱暴な手段もありますが、自然放電を促す「帯電防止ブレス・リング」等は、価格的にもこなれた対処です。
まとめ
対策は多数。改善しないなら修理・買い替え
静電気対策グッスは種類が豊富で、価格も手頃な商品が多めです。
100%改善する保証はありませんが、湿度管理などは冬場の体調管理にも寄与する可能性があるので、気になる方は試してみる価値はあるのでは無いでしょうか?
既に述べた通り、「物理的な破損」が疑われる場合は、早々に修理を検討される事をおすすめします。
それでは、楽しいスマホライフを!