キャリア発売の2022年エントリースマホ(未使用)を、色んな中古スマホ屋さんで見かけます。
気になるのは「手頃な価格」。
試しに一台購入してみる事にしました。
今回は、SHARP AQUOS wish2(ドコモ版)SH-51Cを買ってみた話です。
SHARP AQUOS wish2(SH-51C)とは
主要スペック
仕様 | |
---|---|
CPU | Snapdragon695 |
ストレージ | 64GB |
メモリ | 4GB |
サイズ | 高さ:152.2 × 幅:71.8 × 奥行き:8.9mm |
重量 | 約162g |
ディスプレイ | 約5.7インチ HD+ (TFT) |
カメラ | アウトカメラ:約1300万画素 インカメラ:約800万画素 |
バッテリー | 3730mAh |
その他 | 5G対応(n28、n77、n78、n79) 防水(IPX5、IPX7)防塵(IP6X) NFC(Felica搭載) |
いくつかの特長も述べておきたいと思います。
2年間アップデート
発売日から「2年間のOSアップデート」に対応しています。
Android13にアップデート可能
購入時のOSはAndroid12でしたが、2023/3/30に遅れながらもAndroid13へのアップデートが配信されました。
AQUOS wish2 SH-51Cのソフトウェアアップデート情報(docomo.ne.jp)

この価格帯でOSアップデート配信保証があるのは好印象です。
追記2023/10/6:android14にもアップデート予定
ドコモ AQUOS wish2 SH-51Cがandroid14へのバージョンアップ予定製品として、正式にリストアップされました。
この安価な単体でここまで更新されるのは、良い意味で予想外です。
配信まで気長に待ちましょう。
耐久性
防水(IPX5、IPX7)防塵(IP6X)に加え、MIL規格耐衝撃試験も実施済み。
見た目のシンプルさとは裏腹に、頑丈なスマホに仕上がっているようです。
マイナンバー公式対応
2023/3/30時点で、AQUOS wish2はマイナンバー関連の公式対応機種です。

これまで、エントリークラスのスマホが「マイナンバー対応機種」に選ばれる事は殆ど無かっただけに、メーカーの頑張りが伝わります。
開封の儀
パッケージ
コンパクトなパッケージです。
裏面。
充電器・ケーブルは無い
「充電器」や「ケーブル」は付属しません。
必要な方は別途用意しましょう。
内容物
セットは下記の通り。
- SH-51c本体
- クイックスタートガイド
- クイックスイッチアダプター
クイックスタートガイド
簡易説明書であるクイックスタートガイド。
ハード面の解説とデータ移行の手順が簡単に記載されています。
もっと詳細な説明書は、端末内やWEBサイト(docomo)に掲載されています。
クイックスイッチアダプター
旧端末からのデータ移行に利用する、変換アダプター(Type-C ⇔ Type-A)です。
※「データ移行用途のみ使用ください」の但し書きあり
AQUOS wish2 本体
最近のスマホとしては軽量(約162g)かつ、縦も長く無い(約147mm)のでコンパクトに感じます。
ディスプレイ
電源ON。
5.7インチのTFT液晶です。
ディスプレイ内のベゼルが広くとられているので、表示領域は一回り小さく感じるかも知れません。
インカメラ周辺は「ノッチ」タイプ。
タッチパネル自体はフラットなので、ガラスフィルムの貼り付け難易度は低いと思われます。
再生プラスチックボディ
再生プラスチックを利用したボディが用いられています。
表面加工やマットな質感の影響か、安いっぽい印象は特に受けません。
FeliCa
安価でもNFC(Felica搭載)が利用可能です。
電子マネー等を活用している方には嬉しい仕様で、購入動機にもなりえそうです。
イヤフォンジャック
本体上には、「3.5mmイヤフォンジャック」があります。
ボタン類は右側面に
ボタン類は右側面に集約されています。
上から「ボリューム」「アシスタントキー」「電源ボタン」「指紋センサー」です。
左側面
左側面にあるのは「SIMトレイ」。
※取り出しに工具は必要ありません。
SIMトレイ・microSD
内蔵されているSIMトレイはこちら。
対応SIMは「nanoSIM」、外部ストレージとして「microSD」も装着可能です。
Type-Cポート
本体下。
充電ポートは「USB Type-C」です。
ベンチマーク
参考までにベンチマークテスト(AnTuTu)を実施。
AnTuTu
Phone build:38JP_1_240
349,616でした。
使用感など
所感(ビルド:38JP_1_240時点)を述べておきたいと思います。
- 携帯性 :コンパクト・重量が軽い
- レスポンス:全般的にカクツキあり。UI調整不足?スペック的にもう少し頑張れそうなのでアップデートに期待。→Android13更新後、若干改善した印象あり
- ディスプレイ:安価なので液晶はTFTです。暗く感じる場合「照度をさらに下げる」がONになっていないか確認。
- カメラ:値段なり。昼間のスナップショットには耐えられます。
- 指紋認証:側面の指紋センサーは良好でした。
- ホームアプリ:プリインストールランチャーは3個。「docomo LIVE UX(ドコモ系ツールもりもり)」「AQUOS Home(Android標準に近い)」「AQUOS かんたんホーム(らくらくフォンっぽいUI)」。※オススメはAQUOS Home。
- その他:取り扱いキャリアが多いのでケース等の種類が結構多い
まとめ
安価でFeliCaが使えるライトユーザー向けスマホ
言うまでもなく、ヘビーユーザーやゲーマーな人が選ぶべきスマホではありません。
速いスマホではありませんが、安価で多機能である事は本品の強みと言えるでしょう。
- 安価
- FeliCa(おサイフケータイ)
- マイナンバーカード対応機種
- 5G対応
- OSアップデート(発売から2年間)
サブスマホとしてはもちろんですが、通話やメッセージなどの連絡手段、マイナンバーカードリーダーがわりなど、ライトな用途が中心であれば、検討する価値がありそうです。
それでは、楽しいスマホライフを!


