同日に発表された「ZenFone5(ZE620KL)」の影に隠れてしまいがちですが、前者に比べ価格を抑えたasusのSIMフリースマホ「ZenFone5Q (ZC600KL)」が、何だか気になってきました。
早速、「5Q」の情報収集を試みるも、まだあまり購入している方が少ないのか、思うように情報が得られません。
迷いましたが、結局、物は試しという事で実際に購入してみる事に。。
今回は、asus ZenFone 5Q (ZC600KL)の実機レビューとベンチマーク測定です。
スペック等
主なスペック
先ずは、主要なスペックをおさらいです。
- OS: Android 7.1.1
- CPU: Snapdrago 630
- GPU: Adreno 508
- ストレージ・RAM:64GB・4GB
- サイズ: 幅76× 縦160.5 × 厚さ7.7 mm
- 重量: 約168g
- ディスプレイ: 6.0インチワイド FHD+ (2,160×1,080、18:9)
- アウトカメラ: 約1600万画素 + 広角 約800万画素
- インカメラ:約2,000万画素 + 広角 約800万画素
- バッテリー: 3,300mAh
- FDD LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28
- TD LTE:B38/B39/B41
- WCDMA:B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19
- WiFi:11a/b/g/n/ac
- Bluetooth:Bluetooth 4.2
- センサー: GPS(GLONASS、BeiDou)、加速度、電子コンパス、光、近接、ジャイロ、指紋、NFC
- カラー展開: ミッドナイトブラック、ルージュレッド、ムーンライトホワイト
※最新のスペックはメーカーサイト等でご確認ください。
[参考:メーカーサイト ZenFone 5Q (ZC600KL)]
売ってるところ
ZenFone5Q (ZC600KL)は、家電量販店やオンラインショップで販売されています。
また、MVNO各社でも取扱いがあります。
開封の儀
パッケージ
白いパッケージングでした。
パッケージの裏。
シリアル等の他、スペックも記載されています。
セキュリティシールは、横に貼られていました。
セキュリティシールを取り除いた後は、押し出すように開封します。
付属品
開封し、内包物のチェックを行います。
箱と本体除く、付属品の一覧です。
- 充電器
- 充電ケーブル
- ZenEar
- イヤーピース(交換用)
- SIMイジェクトピン
- クリアケース
- ユーザーマニュアル
- 製品保証書
充電器
付属の充電器は「USB1個口」タイプです。
サイズは約38×38×28mm(コネクタ部除く)。表記スペックは、INPUT:100-240V 50/60Hz 0.3A、OUTPUT:5V 2A。
トラッキング防止ではありません。
充電ケーブル
USB充電ケーブルはmicroUSB(micro-B)です。
ZenEar・イヤーピース(交換用)
「ZenEar」が付属します。
イヤーピースは合計3組。
SIMイジェクトピン
ロゴ付きです。
クリアケース
付属するクリアケースは、TPU素材です。
ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアル(日本語表記)。
製品保証書
保証書。
なお、この他にコールセンターの案内カード等もついてきます。
本体外観
スマホ本体の確認を行います。
表面
上部にカメラとスピーカがあります。
電源を付けると、FHD+ディスプレイ (2,160×1,080)の広さを感じられます。
なお、ノッチはありません。画面占有率80.3%。
背面
今回のカラーは「ミッドナイトブラック」です。
紺色の鏡面仕上げと言った印象。
上から「広角カメラ」「メインカメラ」「指紋センサー」。
上側面
本体上です。
左の穴は「イヤフォンジャック」、極小穴は「マイク」です。
右側面
右側面には、「音量ボタン」と「電源ボタン」。
左側面
SIMカード&microSDカードトレイの、取り出し穴があります。
下側面
「マイク」「充電コネクタ」「スピーカー」の順に配置されています。
SIMスロット仕様
トレイを取り出してみました。
microSD独立
microSDが独立型のデュアルSIMです。SIMサイズはnanoSIM×2。
いわゆる「トリプルスロット」ですね。
[左から:microSD、SIM2、SIM1]
DSDS
DSDSに対応しています。※4Gは片方のみです。
[参考:ユーザーマニュアル]
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク
AnTuTu総合ベンチマークの測定を行います。
(AnTuTu v7.0.8、ZC600KL.v.14.0400.1803.039)
87,796でした!
各項目詳細
各項目値の詳細はこちら
最後にセンサーやデバイス情報のチェックです。
基本情報
ストレージ・CPU
ディスプレイ
カメラ・バッテリー
OS・接続状態(NFC)・ネットワーク
センサー
以上、ベンチマークでした!
まとめ
便利機能が欲しい!でもハイスペックである必要は無い人
5Q (ZC600KL)は、上位モデル「ZE620KL」と比べ、約14,000円程度安価で発表されました。
[左:ZC600KL(本機)、右:ZE620KL]
しかし、「FHD+ディスプレイ」「広角カメラ」「NFC」「DSDS」と、他社のエントリーモデルでは省かれがちな新機能や便利機能が、搭載されているのは大きなポイントです。
今後、値ごろ感はより増してくると考えられます。
「NFC」や「DSDS」機能は欲しいけど、ハイスペックを求めていない方にとっては、悪く無い買い換え候補の一つになりそうです。
それでは、楽しいASUS ZenFone 5Q (ZC600KL)ライフを!