多機能で高性能なXiaomi(シャオミ)のミドルレンジスマホ「Mi Note10 Lite(minote10lite)」の国内版が先日発売されました。
スマホを使いこなしている方にとって、メインになりうる端末が現実的な価格でリリースされる事は、なかなか魅力的かと思います。
個人的にも気になる一台だったので予約購入してみました。
今回は、「Xiaomi(シャオミ)Mi Note10 Lite」の実機レビューとベンチマーク(AnTuTu・3DMark)測定を行ってみた話です。
JAN:6941059641117
Mi Note10 Liteとは
Mi Note10 Liteは、日本では2020/6/9に販売開始されたXiaomi(シャオミ)のSIMフリースマホです。
高性能なミドルレンジSoCを採用し、有機ELに多機能NFCなど、その他幾つかの上位モデル並みの規格を搭載している点が魅力です。
主要スペック
Mi Note10 Liteの主な性能をおさらいです。
CPU | Snapdragon730G |
---|---|
GPU | Adreno618 |
ストレージ・RAM | 64GB・6GB / 128GB・6GB |
ディスプレイ | 6.47 インチ 3D 曲面有機EL 2340×1080 FHD+ |
アウトカメラ | 6400万画素(メイン)、800万画素(超広角)、500万画素(深度)、200万画素(マクロ) |
インカメラ | 1600万画素 |
バッテリー | 5260 mAh(typ) |
WCDMA | 1/2/4/5/6/8/19 |
TDD LTE | 38/40/41(2535~2655MHz) |
FDD LTE | 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 |
WIFI | 802.11a/b/g/n/ac |
サイズ | 高さ157.8mm×幅:74.2mm×厚さ9.67mm |
重量 | 204g |
カラー | グレイシャーホワイト、ネビュラパープル、ミッドナイトブラック |
その他 | 多機能NFC、画面内指紋ロック、GorillaGlass 5、Type-C(30W) |
※その他、最新・詳細スペックはメーカーサイトでご確認下さい。
「ストレージ・RAM」のバリエーション
Mi Note 10 Liteは、「ストレージ・RAM」にバリエーションがあります。当然価格も異なります。
※2020/06/11現在、国内向けMi Note 10 Liteのバリエーション
ストレージ 64GB | ストレージ 128GB | |
---|---|---|
RAM 6GB | MI-NOTE-10-LITE-6+64(6941059641117) amazon.co.jp | MINOTE10LITE6+128 (6941059641636) rakuten.co.jp |
RAM 8GB | - | - |
今回本記事で購入したMi Note 10 Liteは、「ストレージ:64 GB・RAM:6 GB」モデルです。
開封の儀
パッケージ
シュリンク梱包された黒地のパッケージ。
モデル名ロゴは光の加減で色が変わります。
パッケージ手前には内包物が日本語で表記されています。もちろん技適マークもありました。
裏面はまっさら。特筆事項はありません。
開封
シュリンクを破って箱を開封したところ。
端末の「売り」がディスプレイ保護材にもプリントされているのが分かります。
付属品
内包物のチェックを行いました。
- Mi Note10 Lite 本体
- ACアダプタ
- Type-Cケーブル
- SIM取り出しツール
- ソフトケース
- ユーザーガイド
- 保証書
付属品から順番に確認してみます。
ACアダプタ
USB(A)1個口のアダプター(MODEL:MDY-09-EL)です。
【MODEL:MDY-09-EL、出力:5V-3A/9V-3A/12V-2.25A/20V-1.35A/10V-3A】
なお、サイズは約55×47×28mm(プラグ除く)で、プラグの折りたたみは出来ないタイプです。
Type-Cケーブル
端末の充電等に使うType-C(c to a)ケーブルです。
SIM取り出しツール
いわゆる「SIMピン」です。SIMトレイを取り出す際に使います。
ソフトケース
クリアケースが付属します。素材はTPU。
ボタン類は塞がっているタイプ。
充電コネクタやスピーカー部分は空いています。
ユーザーガイド
日本語のユーザーガイド。
内容は非常に簡易的なスタートアップガイド(電源の入れ方等)です。
保証書
パッケージの付属品一覧には保証書とされていますが、実際には「保証に関するお知らせ(保証規定などが纏められている冊子)」が内包されていました。
国内正規購入品の恩恵(1年間のメーカー保証)を受ける可能性を考え、購入の証明と共に保管しておきましょう。
本体外観
なお、今回購入したMi Note10 Liteの色は「ネビュラパープル」です。
表面
とてもシンプルなディスプレイ面です。
Gorilla Glass 5(ゴリラガラス5)を採用するディスプレイは、ツルツルです。
ディスプレイ指紋認証
なお、Mi Note10 Liteはディスプレイ指紋認証(画面内指紋センサー)モデルです。
ちなみに、保護フィルムなどは貼られていません。
3D曲面ディスプレイ
端が大きくラウンドしている3D曲面ディスプレイです。
ディスプレイ自体も有機EL(AMOLED)を採用しておりハイエンドモデル並の仕上がりです。とても高級感を感じました。
インカメラ付近
インカメラ付近は、極小タイプのノッチが採用されています。
電源ON。
「画面占有率91.4 %」はとても広く感じます。
全体。
背面
背面ガラスパネルにもGorilla Glass 5が使われており安心感があります。
メーカーロゴは控えめ。
背面も局面
背面の端も、大きくラウンドする局面ガラスパネルです。
高級感もさることながら、実用性向上(手にフィットする為)にも繋がりそうです。
まあ、ケースを付けたらあまり関係無いのかもしれませんが・・・。
クアッドカメラ
背面上部にはクアッド(4眼)カメラがあります。
※6400万画素(メイン)、800万画素(超広角)、500万画素(深度)、200万画素(マクロ)。
本体上
右側面
右側には、ボタン類が揃っています。
端末の右上には「電源ボタン」と「ボリューム」。
端末の右下付近に「SIMスロット」があります。
左側面
左側にボタン類はありません。
本体下
本体下にはお馴染みのコネクタ類たち。
「スピーカー」「マイク」「Type-C」「3.5mmジャック」。
SIMスロット
SIMスロットを確認してみます。
付属の「SIM取り出しツール(SIMピン)」で、本体から取り出してみましょう。
「nanoSIM×2」でした。
ベンチマーク
ベンチマークを実施しておく事にしました。
AnTuTuベンチマーク
- AnTuTu v.8.3.9
- Mi Note10 Lite v.11.0.3.0.QFNMIXM
総合値
総合値の結果は「271,147」でした!
各項目詳細
各項目の詳細値です。
続けて端末情報の取得結果です。
基本情報・ストレージ・CPU・ディスプレイ・カメラ・バッテリー
OS・接続状態・ネットワーク・センサー
3DMark ベンチマーク
- 3DMark v.2.0.4661
- Mi Note10 Lite v.11.0.3.0.QFNMIXM
Sling Shot Extreme
OpenGL ES 3.1:2467
Vulkan:2266
まとめ
スマホを使いこなしている人に
「Mi Note10 Lite」は、「現実的な価格」と「一歩踏み込んだ機能・規格」が高いレベルで両立出来ている印象です。
スマホを使いこなしている方にこそ、検討する価値のある現実的な価格の多機能スマホと言えそうです。
それでは、楽しいXiaomi Mi Note10 Liteライフを!