最近購入した「MiNote10Lite」や「RedmiNote9S」などXiaomi(シャオミ)スマホには、ゲームアプリ最適化機能「ゲームターボ」用意されています。
個人的な興味としては、ベンチマーク上に変化があるのか?が気になるところです。
手持ちの「Mi Note10 Lite」で簡単に検証してみる事にしました。
今回は、Xiaomi「ゲームターボ」の効果を「Mi Note10 Lite」でざっくり検証してみた話です。
ゲームターボとは?
Xiaomi(シャオミ)のスマートフォンに標準搭載されているゲームアプリ最適化機能です。指定したアプリの細かな設定を行う事が出来ます。
使い方
ゲームターボの使い方は簡単です。
まずは、お好みのアプリをゲームターボに加えましょう。
【手順】
- 設定
- 特別な機能
- ゲームターボ → 「+」アイコン
任意のアプリを追加してください。
追加したアプリに対しては、起動時に自動的に「ゲームターボ」適用されます。
さて、それでは検証を行ってみましょう。
検証
条件・環境など
測定方法
- 使ったベンチマーク:AnTuTu・3DMark
- ゲームターボOFF・ON状態で各ベンチマークアプリを2回(合計8回)実施。
- 端末冷却を考慮して、間隔は最低でも15分以上あけた
Version
- Mi Note10 Lite:v.11.0.4.0.QFNMIXM
- AnTuTu:v.8.3.9
- 3DMark:v.2.0.4661
ゲームターボOFF
AnTuTuベンチマーク
ゲームターボ「OFF」のAnTuTuベンチマーク。
1回目
詳細
2回目
詳細
3DMark
ゲームターボ「OFF」の3DMark。
1回目
2回目
続けて、ゲームターボにベンチマークアプリ群を追加して測定してみます。
ゲームターボON
AnTuTuベンチマーク
ゲームターボ「ON」のAnTuTu。
1回目
詳細
2回目
詳細
3DMark
ゲームターボ「ON」の3DMark。
1回目
2回目
ベンチマーク結果比較
今回のベンチマーク結果を、表にまとめてみる事にしました。
AnTuTuの結果比較
OFF(1回目) | OFF(2回目) | ON(1回目) | ON(2回目) | |
---|---|---|---|---|
総合値 | 267,646 | 268,922 | 268,383 | 268,816 |
CPU | 95,620 | 96,239 | 96,127 | 96,545 |
GPU | 71,543 | 71,564 | 71,838 | 71,407 |
MEM | 48,448 | 49,236 | 48,643 | 49,255 |
UX | 52,035 | 51,883 | 51,775 | 51,609 |
3DMarkの結果比較
OFF(1回目) | OFF(2回目) | ON(1回目) | ON(2回目) | |
---|---|---|---|---|
OpenGL ES 3.1 | 2,473 | 2,472 | 2,477 | 2,470 |
Vulkan | 2,262 | 2,252 | 2,262 | 2,270 |
※Sling Shot Extreme
まとめ
数値上の変化は無さそう。快適プレイの一手段に
今回の条件下では、ベンチマーク上に変化は見られませんでした。少なくともパフォーマンスに劇的な効果をもたらす物では無いようにみられます。
しかしながら「ゲームターボ」機能には、追加したアプリに対して、起動中の着信挙動やタッチコントロール(タッチレスポンス・反応エリア調整)など、細かな強制設定を行う事は出来ます。
より快適にアプリをプレイする為の一つの手段として、頭の片隅に置いておく事で、将来の活路に繋がりそうです。
それでは、楽しいXiaomi Mi Note10 Liteライフを!