先日、国内発売されたばかりの「Xiaomi(シャオミ)Redmi Note 9S」は、高いコストパフォーマンスが特長の気になるスマートフォンです。
早速、一台購入してみる事にしました。
今回は、「Xiaomi(シャオミ)Redmi Note 9S」の実機レビューとベンチマーク測定を行ってみた話です。
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Redmi Note 9Sとは
Xiaomi Redmi Note 9Sは、シャオミによって発売されたSIMフリースマートフォンです。日本国内版は2020/6/9に発売されました。
エントリーユーザーが手に取りやすい価格帯ですが、ミッドレンジ並みのSoCや規格を多数採用している点が最大の特長です。
主要スペック
それでは国内版「Redmi Note 9S」の主だったスペックを確認しておきたいと思いまます。
CPU | Snapdragon720G |
---|---|
GPU | Adreno618 |
ストレージ・RAM | 64GB・4GB / 128GB・6GB |
ディスプレイ | 6.67インチ 2400 x 1080 FHD+ |
アウトカメラ | 4800万画素(メイン)、800万画素(超広角)、500万画素(マクロ)、200万画素(深度) |
インカメラ | 1600万画素 |
バッテリー | 5020mAh |
WCDMA | B1/2/4/5/6/8/19 |
TDD LTE | B38/40/41 |
FDD LTE | B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 |
WIFI | 802.11a/b/g/n/ac |
サイズ | 高さ165.75mm×幅:76.68mm×厚さ8.8mm |
重量 | 209g |
カラー | インターステラーグレー、オーロラブルー、グレイシャーホワイト |
その他 | Bluetooth 5.0、GorillaGlass 5、3.5mmイヤホンジャック |
※その他、最新・詳細スペックはメーカーサイトでご確認下さい。
スペックのバリエーション有り
なお、上記のスペック表でも記載した通り「Redmi Note 9S」はスペックのバリエーション(ストレージ・RAM)があります。
※Redmi Note 9S国内モデルバリエーション
- ストレージ:64GB、RAM:4GB(6941059643111,6941059643081)
- ストレージ:128GB、RAM:6GB(6941059643074)
価格と用途に合わせて選んでみてください。
※なお今回は、ストレージ64GB・RAM4GBモデルを購入しました。
開封の儀
パッケージ
製品画像がプリントされている分かりやすいパッケージ。
シュリンク包装されています。
日本語での内包物説明と、下部の適合マーク群には技適もあります。
パッケージ裏面。
開封
早速、開封しました。
付属品
内包物(付属品)は下記の通りです。
- Redmi Note 9S 本体
- アダプタ
- ケーブル
- SIM取り出しツール
- ケース
- ユーザーガイド
- 保証に関するお知らせ
まずは付属品からチェックしてみたいと思います。
アダプタ
シンプルなACアダプタは、USB(Aメス)が一個口です。
ちなみにモデルはMDY-11-EQ。
出力は5.0V-3.0A / 9.0V-2.23A / 12V-1.67A / 10.0V-2.25A 。
ケーブル
充電ケーブルはType-C(c to a)です。
SIM取り出しツール
お馴染みのスロットを取り出す「SIMピン」です。
ケース
付属するケースはTPU素材のクリアケースです。
電源ボタンは空いています。※指紋センサーを兼ねている為。
Type-Cコネクタ部分にも蓋を閉める事ができます。
ユーザーガイド
ユーザーガイドは日本語表記です。
内容的には、電源の入れ方など非常に簡易的なスタートアップガイドです。
保証に関するお知らせ
保証に関する情報の記載がまとめられています。
なお、国内正規購入品の本体メーカー保証期間は1年です。
続いて本体のチェックです。
本体外観
選んだ本体カラーは白(グレイシャーホワイト)です。
表面
表面にはメーカーロゴ等も無く非常にシンプルです。
200gを超える為、手に取るとある程度の重量感を感じてしまうのは致し方ないところです。
保護フィルム
Redmi Note 9SはGorilla Glass 5(ゴリラガラス5)を採用していますが、保護フィルム(PET)が貼り付けられていました。
DotDisplay
インカメラ周辺には、DotDisplayが採用されています。
電源を付けると分かりやすいかもしれません。
上部はインカメラ以外、全て表示領域となります。
背面
ガラスパネル?と思われる背面に、安っぽさはありません。
下部には控えめに「Redmi」ロゴ。
4眼カメラ
上部中央に「4眼カメラ」があります。
※なお、カメラ構成は下記のとおり。
- 4800万画素(メイン)
- 800万画素(超広角)
- 500万画素(マクロ)
- 200万画素(深度)
本体上
右側面
本体を持った状態での右側。
指紋センサーは電源ボタン
「電源ボタン」「ボリューム」ボタンがあります。
※右側面の「電源ボタン」はロック解除等の使う「指紋センサー」を兼ねています。タイミング(触れた瞬間に指紋読み取り・押した瞬間に指紋読み取り)も設定で決める事ができます。
左側面
左側には「SIMスロット」があります。
付属の「SIM取り出しツール」を取り出し穴に差し込み、引き出しましょう。
本体下
「3.5mmジャック」「Type-C」「マイク」「スピーカー」。主要なコネクタ類が集まっています。
SIMカード・microSD トレイ
SIMトレイをチェックします。
「nanoSIM×2」「microSD 」のトリプルスロット仕様です。
ベンチマーク
ベンチマーク測定を行いました。
AnTuTuベンチマーク
AnTuTu v.8.3.7、Phone v.11.0.7.0.QJWMIXM
総合値
総合値は「269,330」でした!
各項目詳細
詳細値。
基本情報
ストレージ・CPU
ディスプレイ・カメラ
バッテリー・外観・OS・接続状態・ネットワーク
センサー
3DMark ベンチマーク
3DMark v.2.0.4661、Phone v.11.0.7.0.QJWMIXM
Sling Shot Extreme
OpenGL ES 3.1:2521
Vulkan:2354
まとめ
脅威のハイコスパSIMフリースマホ
Redmi Note 9Sは、64GBモデルであれば僅か2円台半ばから入手可能です。
しかし、実際のスペックは価格を大きく上回る物でした。
安価なスマホにありがちな古い規格であるオチ(充電コネクタがmicro-B、wifiが2.4GHz)もありません。
サイズや重量が許すのであれば「出来るだけ安く、高性能なスマホが欲しい」方にとって、有力な選択候補となりそうです。
それでは、楽しいXiaomi Redmi Note 9Sライフを!