国内版「Googleスプレッドシート」(WEB版)に「マクロ機能」が解禁!早速使ってみた。

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表計算ソフトと言えば、MicrosoftのEXCEL(エクセル)が最も有名です。

ご存知の通り、google版の表計算ソフト「Googleスプレッドシート」を使えば、これまでも十分簡単な作業を行う事が出来ましたが、有力機能の一つ「マクロ」は実装されていませんでした。

しかし2018/4/11、海外版向けの「Googleスプレッドシート」に「マクロ機能」実装とのニュースが飛び込んできました。

[参考:G SUITE Think macro(英語)]

Think macro: record actions in Google Sheets to skip repetitive work
After nearly 40 years, it's time for teams to approach spreadsheets cloud-first.

嬉しいニュースから待つ事1週間少々?数日前からひっそりと国内版Googleスプレッドシートにも「マクロ機能」が追加されている事を確認。早速試してみる事にしました。

今回は、Googleスプレッドシートでマクロ機能を使う手順です。

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使い方

1.googleスプレッドシートを起動

まず、PCからgoogleスプレッドシートを起動します。※要ログイン

[Googleスプレッドシート]

Google Sheets: Sign-in
Access Google Sheets with a personal Google account or Google Workspace account (for business use).

次に、新しいスプレッドシートを作成します。

空白をクリック。

無事に新しいスプレッドシート(無題のスプレットシート)が作成されました。

Googleドライブからも起動できる

※なお、これまで作業はGoogleドライブ(PC)からも可能です。お好みでそうぞ。

  1. 新規
  2. Googleスプレッドシート

2.マクロの記録

「記録」する準備が整ったら、早速マクロの記録を使います。

[手順]

  1. ツール
  2. マクロ
  3. マクロを記録

下部に「新しいマクロを記録しています」が表示されます。

以降、スプレットシート上の作業は全て保存されます。

記録したい作業を行いましょう。終わったら「保存」をクリック。

 

3.新しいマクロの保存

各項目(名前・ショートカット)の詳細については後述。

名前

今のマクロに名前を付けて保存する事が出来ます。

分かりやすい名前を付けておきましょう。後々、複数のマクロを保存した場合、分かりやすい名前が付いていないと判別出来なくなります。

ショートカット

通常、マクロはマウスで使うことになります。

しかし、利用頻度が高いマクロに関しては、キーボードのショートカットを設定をしておくとより効率化を図れます。

※なお、ショートカットの設定は必須ではありません。

 

 

各項目の入力が終わったら「保存」をクリック。

これでマクロの保存が完了しました。

4.マクロを使う

保存したマクロは下記の手順で利用出来ます。

[手順]

  1. ツール
  2. マクロ
  3. 使いたいマクロ(※保存したマクロ名)

ショートカットを設定した場合

マクロ保存時に「ショートカット」を設定している場合は、googleスプレッドシート上なら設定済みのキーを同時押しで、直ぐに利用できます。

※なお、前述のマウスをつかった手順( ツール → マクロ → 使いたいマクロ )でも利用できます。

マクロの削除、ショートカットの変更

マクロの削除などは、「マクロを管理」から行う事が出来ます。

[手順]

  1. ツール
  2. マクロ
  3. マクロを管理

マクロの管理で出来る事は下記の通りです。

  • マクロ名の編集
  • ショートカットの編集
  • スクリプトを編集
  • 削除

変更したら、「更新」のクリックを忘れずに。

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まとめ

数年前のスプレットシートは、機能も限られており簡易作業のイメージが強いサービスでした。

しかし、今回マクロ機能が実装された事で、有償オフィススィートと同等の機能が出揃った印象です。

既に実装済みの、スクリプト、ピボットテーブル。「らしさ」全開の機能、アドオン、共有(共同編集)、GoogleDriveとの高い親和性。

これらを考えると、もっと評価されても良いサービスに、なりつつあるかも知れません。


それでは、楽しいPCライフを!

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