先週、大手キャリアKDDI(au)向けにHUAWEIのスマホ「HUAWEI nova 2」が発売されると、公式プレスリリースがありました。
そして本日、同系列のUQ mobileでも「nova2」取扱の発表がありました。
少し気になって来たので、HUAWEI(ファーウェイ)のスマホ「nova 2」がどんな端末なのか調べてみる事にしました。
今回は、新発売「HUAWEI nova 2」の特徴と注意点、auユーザーにとって買いなのか?を考えてみた話です。
HUAWEI nova 2について
発売日と価格
2018/1/15現在の情報では、発売予定日は「2018年1月下旬」とされており、間もなくですが正確な日程までは不明となります。
2018/1/24追記:au、UQ共に2018年1月26日に発売日決定が公式発表されました。
[au]ダブルレンズのメインカメラと約2,000万画素サブカメラ搭載「HUAWEI nova 2」を1月26日より発売開始
[UQ]
また、同日に「auオンラインショップ」調べた端末価格は、税込32,400円(一括、通常価格)でした。予約可能。
主要スぺック
- OS: Android 7.0
- CPU:Kirin659 (4x 2.36GHz+4×1.7GHz)
- ストレージ・RAM:64GB・4GB
- 外部メモリー: microSD、HC、XC(最大128GB)
- サイズ: 幅68.9× 縦142.2 × 厚さ6.9 mm
- 重量: 約 143g
- ディスプレイ: 約5.0インチ(1920×1080)
- アウトカメラ: 約1200万画素 + 約800万画素
- インカメラ:約2000万画素
- バッテリー: 約2,950mAh
- WiFi: IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz)
- Bluetooth:Bluetooth 4.2(aptX対応)
- センサー:GPS、AGPS、Glonass、Beidou、加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋
- その他:USB Type C、auVoLTE、Nano SIM
- カラー展開:グラファイトブラック、オーロラブルー、ローズゴールド(※UQはローズゴールドの代わりにプレステージゴールド)
[参考:メーカーサイト HUAWEI nova 2]
特徴をピックアップ
良くも悪くも、購入前には知っておくべき特徴をピックアップしてみました。
十分な基本性能
通常価格で30000円台前半と、価格的からもハイスペックなスマホではありません。
しかし、単純性能(CPU、ストレージ、RAM)だけを見るとコストパフォーマンスは良好と思われます。
昨年から、高いコストパフォーマンスでヒットしている同社製SIMフリースマホ、「p10lite」と比較してみましょう。
P10 lite | nova2 | |
CPU | Kirin658 オクタコア (4×2.1GHz+4×1.7GHz) | Kirin659オクタコア (4×2.36GHz+4×1.7GHz) |
ストレージ(ROM) | 32GB | 64GB |
RAM | 3GB | 4GB |
体感出来る程の差では無いにしろ、カタログ上では基本性能が更に上がっている事になります。引き続きゲーマーな人でなければ困る事は少ないかもしれません。
[参考:P10lite購入レビュー ※ベンチマークなど]
2018/1/26追記、ちなみにnova2に搭載の「Kirin659」はMate 10 liteと同じようです。
[参考:Mate 10 lite購入レビュー ※ベンチマークなど]
コンパクトなサイズ感
大型化が進むスマホ業界ですが、比較的珍しいコンパクトな5インチモデルです。
特筆すべきは本体幅が「約68.9mm」である事です。70mmを切る端末は少ないので、小さなスマホを探していた方には、気になるサイズ感かも知れません。これなら、片手操作出来る可能性もあります。
自撮りする人に良さそう
カメラが合計3個「外側2個(1200万、800万画素)、内側1個(2000万画素)」搭載されています。
最も高精細なのは、外側では無く内側のカメラ(2000万画素)というちょっと異色ぶりです。
外側のダブルレンズも遊べそうな存在ですが、自撮り多用する人には嬉しい構成かも知れません。3D顔面認証対応。
Wifiは2.4GHzのみ
残念ながら対応するWifi規格は少ないです。
802.11b/g/n準拠(2.4GHz)
これまでのHUAWEI novaシリーズ同様、acなど、5.0GHzは使えません。
[参考:nova lite購入レビュー ※ベンチマークなど]
3G通信を使うauユーザーは再考
現在、拡大した4G LTEエリアの恩恵で、auのユーザーが3G通信が必要なケースはかなり少なくなりました。
一部地域を除き、3Gの方が狭い印象すら受けます。
ただし、契約上や地域柄3G通信が必要なauユーザーは、他機種を選んだ方が無難かも知れません。
公式プレスリリースには下記の一文が明記されています。
「※本機種は日本国内において3G通信はご利用いただけません。」
[参考:ファーウェイの報道発表2018/01/09]
※なお、規格上au以外での3G(W-CDMA)は対応している模様。他社回線で使う場合は段取り含め、自己責任でどうぞ。
まとめ
携帯性が良さそうな安価スマホ。多少は割り切りも
HUAWEI nova 2は、お手頃価格で基本性能も悪く無さそうなスマホでした。
コンパクトなサイズ感も魅力的に感じます。とは言え、wifi規格などで多少は割り切りが必要な部分もあるので、購入前にはよくスペックを確認する事をおすすめします。
縛りのあるキャンペーンを使いたく無い人も
大手キャリアと契約している場合、ハイエンド端末でも様々な縛りやキャンペーンを併用して比較的安く購入する事が出来ます。
しかし、それらを望まない場合、割引類無しでも現実的な価格である本機は、検討の価値がありそうです。
それでは、楽しいHUAWEI nova 2ライフを!