【gooのスマホg06(グーマルロク)とは?】
「教えて!goo」でお馴染みのgooブランドより発売された、激安7800円(税別)のLTE対応の4インチスマートフォンです!
なんだか紛らわしいモデル名ですが、「gooのスマホ g06」が正解で「g006、go6、g6、goo6、goo6」とかではありません。
買った場所
今回は「gooのスマホ」公式ショッピングサイトのgoo simsellerで購入しました。
gooSimseller|NTTレゾナントが運営する格安スマホ、SIM関連専門ショップ
既に十分激安スマホのg06ですが、goo simsellerで購入したところ
- 液晶保護フィルム(光沢フィルム)
- 好きなocnSIMパッケージ(通話、データ専用SMSなし、データ専用SMSあり)
- 好きな色の着せ替え背面カバー(ピンク、ホワイト、インディゴ、ブラック、カーキー)
が付いてきました!
※今回はH28/9下旬にgoo simsellerで購入しました。購入店や購入時期により値段やSET内容が異なる場合があります。ご注意ください。
主要スペック
主要なスペックは、下記の通りです。
- OS Android 6.0 marshmallow
- CPU MT6737M クアッドコア 1.1GHz
- ROM/RAM 8GB/1GB
- 対応SDカード micro SDHC /最大32GB
- サイズ /重量 約126×63.2×10.8mm /約129g
- ディスプレイ 4.0インチ, WVGA IPS液晶 800 × 480ドット
- カメラ アウト: 500万画素 イン: 200万画素
- バッテリー容量 1,700mAh
- LTE: B1(2100) / B3(1800) / B19(800)
- W-CDMA: B1(2100) / B6(800)
- GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
- WiFi: IEEE 802.11b/g/n (2.4GHz) Bluetooth: Bluetooth 4.0
- SIMスロット microSIM ×2
税込でも8424円。おまけのsimパッケージや保護フィルムを考えると、かなり安価です。
値段が値段なので高性能とは言えませんが、その実力はいかに?
開封の儀
それでは早速開封の義です!
到着!一目で中身が判る箱ですw
なお、発送元は千葉県内の模様。佐川急便さんが届けてくれました。
陸送便指定です。バッテリー搭載品の都合と思われます。
もしかすると関東から遠方の方は、到着まで数日多く掛かるかもしれません。
まず段ボールを開封です。
g06と選んだsimパッケージ、納品書、延長保証パンフレットなど。
g06を開封。中身をリストアップしました。
- 本体
- 着せ替えカバー
- 光沢液晶フィルム
- クイックスタートガイド
- 電池パック
- アダプター
- USB-microUSBケーブル
- メーカー保証書(1年)
本体には、デフォルトでgooのイメージカラー「gooレッド」の背面カバ―が取り付けられています。
各色共に、マットな色と質感。値段の割の頑張っている印象です。
それではセッティングです。
背面カバーを開けるには、本体右下の窪みに爪を入れて、カバーを外します。
そもそも本体が薄型でもないので、最近のスマホに比べると、幾分外しやすいようです。
なお背面カバーの裏側が多少塗装が雑な気もしますが値段が値段なので許容範囲です。
肝心の本体です。
microSIMスロットが2つ。microSDスロットが1つです。
電池パックを入れる前に、microSIMは1スロットへ、microsdもスロットに入れてしまいましょう。
1700mAh電池パックです。
電池パックを本体に入れ、お好みの背面カバー付ければ準備完了です!
後は他のスマホ同様、電源ボタンを長押しで起動。
APNの設定はプリインストールアプリ「APN設定」で契約したMVMOを選ぶだけで完了の超簡単仕様でした!
続いてベンチマークです!
ベンチマーク
AnTuTu総合ベンチマーク
23828でした。
正直なところ、実際の使用感と比較すると予想より高い気がします…。
詳しくは後ほど「まとめ」で触たいと思います。
引き続きAnTuTuでデバイスを隅々までチェックします。
特にセンサー類が気になる方は、ご覧あれ。
※なお余りの4GB、microSDを挿入済みの表示となります。
基本情報
CPU
カメラ・バッテリー
NFC・ネットワーク
センサー類
以上、ベンチマークでした!
Chromecastについて
前提としてg06はChromecast対応端末ではありません。
しかしながら、Chromecastはスマホ側の処理が軽い印象があるため動作確認してみました。
結果は、g06をリモコンにChromecastで動画等を再生する「キャスト」は問題なく利用できました。YouTubeをTVで見たい方は何とかなりそうです。
※ご利用は自己責任でお願いいたします。動作の保証は致しかねます。
ただし、現在表示中のスマホ画面をリアルタイムでTVに映し出す「ミラーリング」はg06・Chromecast共にフリーズしてしまい利用できませんでした。
※g06は電源ボタン長押しの強制再起動で復帰しました。
Chromecast専用端末としては微妙?
とりあえずキャストが出来たものの、Chromecastの使用はスペック的にギリギリと思われます。対応端末ではない為、今後の各アプリアップデートで使えなくなる可能性もあり、「動けばラッキー」ぐらいの考えでいた方が幸せかもしれません。
まとめ
結局どんな人におすすめ?
一万円を余裕で切る値段で、普通に使えてしまいます。
数年前ではとても考えられなかった事で、さらに選択肢が広がりユーザーにとってありがたい限りです。
しかし、スペックは最低限である事をを考えると、万人におすすめ出来るものでは無く「用途によってはおすすめのスマホ」が正直なところです。
買いの人(おすすめの人)
- 基本的に「通話」・「メール」・「ライン」・「ブラウザ」しか使わない人
- スマホの予備兼、テザリング用端末が欲しい人
- なんでも良いから、とにかく安い端末が欲しい人
おすすめしない人
- スマホでゲームをやる人
- こまめにアプリを終了しない人
- g06でChromecastを使い倒したい人(※特にミラーリング)
体感速度とベンチマーク
ベンチマークは参考と考えた方が良いかもしれません。
総合スコア自体は、ミドルクラスのsimフリースマホとして大ヒットした「asus ZenFone 2 Laser」に匹敵する23000台でした。
が、正直なところ体感ではZenFone 2 Laserの方が明らかに快適に動作します。
具体的には、
g06は単一アプリでの動作は問題ありませんが、アプリの切り替え時などに多少時間がかかることがあります。
これは、メモリの少なさ(g06は1GB、zenfone2 Laserは2GB)が根本的な原因と思われ、快適に使うには、こまめにアプリを終了したり、常駐アプリは出来るだけインストールしない等の工夫が必要になるかと思います。
ちなみに、g06は搭載する「MT6737M」が地味に頑張ってくれている印象があり、line・メールなどのツール系アプリの動作はほぼ問題ありません。
なお、格安のスマホ全体に言えることですが、g06も3D表示があるようなゲームは無理だと思っていた方が無難です。
とは言え、この激安価格でライトな使い方が普通に出来てしまう、g06は上記「買いの人」に、該当する場合は十分検討余地のある端末でした。
結果
- 激安価格だが、ライトな使い方(通話、検索、メール、line)限定なら十分。
- ゲームをやりたい人は見送りましょう。