MVNOでは「解約後のSIMカード返却」が明記されている事がよくあります。
契約上、殆どのSIMカードは買ったのでは無く借りている事になっているので、当然と言えば当然なのかも知れません。
さて、実際に返却する場合、郵送料は自己負担することになる訳なので、出来れば安価な配送手段選びたいところです。
しかし、心配症な方は「返却先にちゃんと届いたのか?」も気になるところです。
※一応、未返却時の手数料が設定されているMVNOもある為。
そこで、「安価」かつ「追跡可能」な郵送方法を探してみる事にしました。
今回は、SIM返却にも便利な日本郵便の「クリックポスト」の使い方について触れてみたいと思います。
※本記事は2020/4/1現在の内容に更新されています。
クリックポストについて
そもそも、クリックポストって何?
日本郵便(郵便局)の提供する郵送サービスの一つです。
2020/4/1現在では、全国一律198円で郵送する事ができます。
また個人で利用できる荷物追跡可能な郵送方法としては、とても安値な部類サービスです。
過去にクリックポストを利用したことがある方も価格を勘違いしないよう注意しましょう。
土日配達あり
クリックポストは安価な配送方法ですが、ちゃんと土日(※祝日も配達あり)の配達も行われています。※2020/4/1現在
配 達 日 月曜日~日曜日(祝日および休日も配達します。)
普通郵便のように週末を挟むと、翌週に持ち越しになったりはしませんのでご安心を。
その他主な特徴
主だった特徴はこんな感じです。
- 宛名ラベルはプリンターで印刷
- 郵便ポストに投函 → 宛先の郵便受けにお届け
- 荷物追跡可能
- 支払いはクレジットカード決済
- サイズ(cm)は、長辺 14~34cm、短辺 9~25cm、厚さ 3cm 以内
- 重量は1kg以内
- 損害賠償なし
必要な物
- 「Yahoo! JAPAN」か「Amazon」アカウント
- クレジットカード ※YahooやAmazonに登録済みなら不要
- ネットが使えるPC等
- プリンター
- A4の普通紙
- のり的な物(ラベルを貼り付ける用)
クリックポストの送り方
1.クリックポストにログイン
クリックポスト公式サイトからログインします。
「Yahoo」か「Amazon」アカウントでログインし、情報提供に同意しましょう。
【ログイン】
【同意】
※連携アカウント(yahooやAmazon)に登録済みのカードで送料を支払うので、同意は必須です。
2.マイページ
マイページが表示されたら、「1件申込」ボタンをクリックして宛名を入力します。
[ 1件申込 ]
3.宛先入力
宛先を入力し、「次へ」をクリック
4.内容確認
入力内容の確認を行います。
後から修正は出来ませんのでよく確認してください。
問題無ければ、「支払い手続きをする」ボタンをクリック。
5.支払い
表示される連携アカウント(yahooやAmazon)画面で、金額確認や使用するカード選択を行います。
※既に連携アカウントに登録済みカードを選ぶ事も可能です。
続けて表示されるクリックポスト画面「支払い手続き確定」ボタンで支払い手続き完了です。
6.ラベル印刷
注意事項を確認したら、チェックボックスにチェックしましょう。
さらに「印字」ボタンをクリックすると印刷画面が表示されます。
【ラベル印字】
【印刷画面】
※右上のプリンターアイコンか、右クリックで印刷しましょう。
※印刷画面自体が表示されない場合は、後述の「印刷画面が表示されない場合は」をご覧ください。
印刷画面が表示されない場合
前述の「印刷画面」が表示されない場合、ブラウザのサイト設定をポップアップ有効に変更する必要があります。
因みにGoogle Chromeの場合は、
- 鍵アイコン
- ポップアップ
- このサイトでは常に許可
7.ラベル印刷後
印刷されたラベルは「切り取り線」に沿って切り取ります。
【ラベルを切り取り】
【貼り付け】
のり等で貼り付けます。
QRコード読み取り不良で、差し返される事も有るようなので出来るだけ丁寧に貼りましょう。
封筒の幅が小さすぎても貼れないので、横幅には気を配りましょう。
※上記封筒サイズは長形3号(120×235)。
ポストの場所がわからない
荷物梱包が出来上がったら郵便ポストに投函して発送完了です。
近所のポストの場所が分からない人は、ポストマップなどでお探しください。
なお、私のおすすめはスマホに最適化された「iPhone版ポストマップ」です。
※もちろんAndroidでも普通に使えます。
【控えが必要な場合】
クリックポストのマイページで印刷出来ます。
まとめ
追跡ありでは最安値クラスかも。切手等を買いに行くのが面倒な人におすすめ!
クリックポストは、金額的にもお得感のある郵送サービスです。
重量制限を除き条件の近い、同社サービスのレターパックライト(370円 ※2020/4/1現在)と比較しても優位性を感じる事が出来ます。
また、決済もラベル印刷もすべて自宅で完結なのは嬉しいポイントです。
ネット環境とプリンター。クリックポストを利用できる環境が整っている方は、一度試しても良いかも知れません。
それでは、楽しいスマホライフを!