GoogleのスマートフォンPixel8aを購入しました。
これから8aの購入を検討している方に向けて、実機のレビューを残しておきます。
今回は、Pixel8aの概要、実機レビューとベンチマークの共有です。
まず初めに、そもそもPixel8aって何だっけ?と言う方に、簡単に概要を解説します。
Pixel 8aの概要
2024年のミッドレンジPixel
Pixel8aは、Google製のスマートフォンで、2024/05/14に発売されました。
位置づけとしては、販売価格を押さえた、ミッドレンジPixelです。
廉価版ながら、チップセットSensor3(Pixel8や8Proにも採用)が採用された、コストパフォーマンスの高い製品です。
主要なスペック
Pixel8a主なスペックは下記の通り。
スペック | |
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ディスプレイ | 6.1 インチ(1080 x 2400)OLED |
サイズと重量 |
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プロセッサ | Google Tensor G3 |
ストレージ | 128GB(UFS 3.1) |
メモリ | 8GB(LPDDR5x) |
カメラ |
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その他 |
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価格 | 税込72,600円(2024/5/14時点のGoogleストアの価格) |
※最新の仕様はメーカーサイトなどでご確認いただけます。
7年間の長期アップデート
個人的にPixel8aは、スマホの買い替え頻度の低い方にも、おすすめです。
その理由は、長期間のアップデート対象である点。
Pixel8aには、セキュリティやOS、Androidの最新機能が、最低でも7年間アップデートされ続けます。
- Androidバージョンアップデートの提供保証期限:2031年5月
- セキュリティ アップデートの提供保証期限:2031年5月
実機レビュー
Googleストアで予約購入した
Googleストアで予約していたPixel8aは、発売日に宅急便(ヤマト運輸)で届きました。
梱包の中身は、スマホとキャンペーン冊子類。
キャンペーン冊子は下記のとおり
- povoに契約で3GB追加クーポン
- LINEMOの契約でpaypayポイント付与
- Googleストア15%OFF ※スマホは対象外、対象はこちらを参照
※冊子内容は購入時期や、販売ルートにより異なる場合があります
ちなみに、日本向けモデルの型番は「G576D」です。
付属品
パッケージを開封しました。付属品は下記の通り。
- スマホ本体
- クイックスイッチアダプター
- 充電ケーブル
- SIMツール
- クイックスタートガイド
クイックスイッチアダプター
タイプAケーブルを、タイプcに変換するアダプタです。
これまで使っていたスマホのデータを、Pixel8aに引っ越す際に、使う場合があります。
充電ケーブル
充電ケーブルは、USB Type-C(c to c)です。
長さは約1m。
SIMツール
SIMトレイを取り出す為の、SIMピンです。
クイックスタートガイド
最低限の説明書と、取り扱い注意に関する記載。
なお、ガイドはWEB化してあるので、内容はURLのみです。
続けて、本体を確認してみます。
Pixel8aの外観
環境に配慮したリサイクル素材
近年のGoogle製品は、梱包材やデバイスに、環境にやさしいリサイクル素材を用いています。
もちろん、Pixel8aも例外ではありません。
今回購入したのは、Obsidianカラー。
見た目では金属にしか見えませんが、バックカバーにリサイクルプラスチック素材が用いられているとの事。
カメラバーは100%リサイクルアルミニウム素材。
環境への配慮と、デザイン性を両立させているのが率直に良いと感じました。
ディスプレイ
ディスプレイは、6.1インチ(1080 x 2400)のOLED。
カバーガラスには、Corning® Gorilla® Glass3™が採用されています。
指紋センサー
指紋センサーはディスプレイ内認証。
※なお、フェイス認証にも対応しています。
パンチホール
前面カメラはパンチホールタイプ。
ディスプレイ上の僅かな隙間は、上部スピーカーです。
背面カメラ
背面カメラは、広角(64メガピクセル)と、ウルトラワイド(13メガピクセル)の2構成。
逆側には、LEDフラッシュ。
なお、カメラバーの下がFeliCaセンサーです。
続けて、側面周囲をチェックします。
本体上
本体上の小さな穴は、上部マイクです。
右側面
右側面にあるのは「電源スイッチ」「音量アップダウン」の各ボタン。
左側面
左側面にはSIMスロットがあります。
SIMスロットトレイ
付属のSIMツールを差し込み、スロットを取り出してみます。
トレイに装着できるSIMカードは、「nanoSIM×1」です。
※eSIMにも対応しています
本体下
本体の下にあるのは、「下部マイク」「TypeCポート」「下部スピーカー」です。
※イヤフォンジャックや、microSDカードスロットはありません。
最後に、実機のベンチマークを測定してみます。
ベンチマーク
環境
- Pixel8a Build:UD2A.240505.001
- AnTuTu:V10.2.5
- Geekbench:V6.3.0
- 3DMark:V2.3.4869
AnTuTu
今回の結果は、1,161,558でした。
Geekbench
Geekbench6の「SingleCore」「MultiCore」結果は下記のとおり。
3DMark
Wild Lifeの結果は、8514です。
総評としては、激重ゲームアプリを最高画質でプレイしたい方以外なら、普通に余裕を感じる処理性能です。
まとめ
手に届く値段のメジャーなスマホ
国内スマホ市場で急速にシェアを伸ばしているGoogle Pixel。
海外モデルと比べて安価な価格設定は、日本市場への本気度を感じさせます。
残念ながら、近年の国内経済事情から、有名なモデルを安価に購入できる機会は、ずいぶんと減ってしまいました。
手に届く価格で、長期アップデートと十二分な性能を求めているなら、Pixel8aの購入は良い選択肢となりそうです。
それでは、楽しいスマホライフを!