デスクワークや勉強時間が長くなると、デスクライトの良し悪しが作業の快適さに大きく影響します。
そこで購入したのは、OHMのクランプ式デスクライト「LTC-LS78-W」。
高額ではありませんが、Ra93の高演色LEDを搭載し、JIS規格AA形相当の明るさがあるモデルです。
実際に「OHM LTC-LS78-W」をデスクに取り付けて、スマホアプリでルクスを計測しながら明るさや使い勝手を検証してみました。
OHMのLTC-LS78-W デスクライトをレビュー
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- 商品名:OHM LEDデスクランプ クランプタイプ(型番:LTC-LS78-W、品番:06-3836)
- 販売:株式会社オーム電機
パッケージの外観をチェック
パッケージは箱型。
箱は結構大きく(47cm×29cm×7cm)、実店舗で購入し歩いて帰るつもりなら、ちょっと必要なサイズですね。
Ra93の高演色LEDとJIS規格AA形相当
LEDデスクライトにはさまざまな品質のものがありますが、本品は光源に上質さを感じる仕様です。
パッケージにも記載のとおり、申し分ない明るさレベル。
- 全光束:約850ルーメン
- 照度:約3000ルクス
※100%点灯時、30cm直下
また、眼(目)が疲れにくい工夫がたくさん詰まったライトとも言えます。
- ブルーライトカット(目が疲れにくい)
- Ra93(色彩が自然に近い)
- JIS規格AA形相当(広範囲をムラなく照らす)
- 環状LED配列78灯(手元に影がでにくい)
同梱品
同梱品は下記のとおり。
- デスクランプ本体
- クランプパーツ
- アダプター
- 説明書
続けて、各同梱品の内容を確認します。
デスクランプ本体
アームは白い樹脂。
78個ものLEDチップは、カバーに覆われている状態。
※ちなみにLEDチップは交換はできません。
内側のデカい販促シールは、キレイに剥がせるので、心配しなくても大丈夫です。
コントロールはタッチ式で、明るさ(5段階調光)と、電源(ON・OFF)の操作可能。
また、ガジェット充電に使えるUSBポート(5V2.1A)もあります。
ライト本体への給電は、付属の専用アダプターを使います。
コントロールの背面には、接続ポート。
底面の溝は、付属のクランプパーツとの固定用です。
クランプパーツ
デスクやテーブルに取り付ける、クランプパーツです。
取り付けられるデスク厚みは、5mm~45mm。
上部は、デスクランプ固定用の溝。
アダプター
専用のACアダプター。ケーブルの長さは約1.8mです。
説明書
説明書は日本語表記。
保証書(1年のメーカー保証)も付いています。
購入証明(レシートや領収書)は必ず残しておきましょう。
デスクに取り付けて使うまでの手順
1.クランプパーツを固定する
デスクなどにクランプパーツを、しっかり固定します。
2.ランプ本体を取り付ける
クランプの溝に、ランプ本体の溝をスライドします。
カチッと音がしたら固定完了。
アームをお好みの角度に調節します。
3.アダプターを接続する
最後に付属ACアダプターで、コンセントに接続すれば、準備は完了です。
実際に使って感じたこと
スマホでルクスを測定してわかった光の質と目の疲れにくさ
実際に点灯してみました。
非常に自然な昼白色で、ちらつく感じもありません。
点灯後もLEDチップが露出せず、目に優しい印象を受けます。
簡易計測
本品は明るさを5段階で調節可能です。
各段階の明るさ目安をつたえる為に、スマホのルクスメーターで、簡易的な計測をしてみました。※光源の約30cm直下
明るさレベル1(左)と、2(右)の結果。
明るさ3(左)と4(右)です。
最大の明るさ5。
ほどんどの場合は明るさ1~2で事足りる印象でした。
明るさ5(最大)は非常に明るく、デスク上の撮影照明としても使えるレベル。
前回の明るさを記憶してくれる
小さなことですが、手間が省ける重要な仕様として、前回の明るさ設定を記憶してくれる点があげられます。
例:電源OFF(明るさ3) → 電源ON(明るさ3で点灯)
USBポート付きが便利
USBポートが思いのほか便利です。
最近のスマホを充電するには少々役不足にも感じるType-A「5V2.1A」ですが、デスクまわりのガジェット(ワイヤレスイヤホン、扇風機など)の充電や給電に大活躍します。
オールホワイトではない
購入前には分からなかったことなのですが、本品はホワイト一色ではありません。
光源の裏側にあたる天面には、メタリックな金属パーツ(放熱板?)があります。
一色のデザインにこだわる方にとっては少し気になるかもしれません。
アームの可動域が狭く位置調整しにくい
アームの可動域に制限が多いので、設置位置には注意が必要です。
各部の詳細サイズと、可動部分については下記のとおり。
デスク照明の設置ポイントは、「手元はしっかり明るくも光源目に入らないこと」です。
具体的には、アーム自体が横可動できないので、デスクの奥に設置するような使い方は、オススメできません。
まとめ
良いところ
- ブルーライトカット(目が疲れにくい)
- Ra93(色彩が自然に近い)
- JIS規格AA形相当(広範囲をムラなく照らす)
- 環状LED配列78灯(手元に影がでにくい)
- 優しい光源なのに安価
イマイチなところ
- アームが縦にしか可動しない
- 天面の金属パーツがちょっと目立つ
- アーム調整するたびに溝に掛かる負荷が心配
目に優しい光で長時間作業できるデスクライト
OHMのデスクライト「LTC-LS78-W」は、手頃な価格ながらRa93の高演色LEDを搭載し、JIS規格AA形相当で、上質な光を照らすことができるモデルです。
省スペース化に寄与するクランプ式、USBポート付きと実用性も高く、在宅ワークや勉強用として十分に活躍してくれます。
気になる点がないわけではありませんが、「目が疲れにくいデスクライトを探している」「価格抑えたい」「デスクスペースを広く使いたい」といった方には、きっと悪くない選択肢です。
それでは、楽しいスマホライフを!