先日、多くのmvno向けに発売された、SIMフリースマホ「HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)」を、結局購入してみました。
プレスリリースでの「エントリーモデルのイメージを覆したい」の記載から、やはり本機に期待したいのは、そのコストパフォーマンスです。
今回は、HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)の実機レビューとベンチマーク測定です。
スペック等
主なスペック
主要スペックをおさらいです。
- OS: Android 8.0、EMUI 8.0
- CPU:Kirin659 (4x 2.36GHz+4×1.7GHz)
- ストレージ・RAM:32GB・3GB
- 外部メモリー: microSD、HC、XC(最大256GB)
- サイズ: 幅72.05× 縦150.1 × 厚さ7.45 mm
- 重量: 約143g
- ディスプレイ: 約5.65インチ FHD+ (2160×1080、18:9)
- アウトカメラ: 約1300万画素 + 約200万画素
- インカメラ:約800万画素
- バッテリー: 約3000mAh
- FDD LTE:B1/3/5/7/8/19/20
- WCDMA:B1/2/5/6/8/19
- WiFi: b/g/n (2.4GHz)
- Bluetooth:Bluetooth 4.2
- センサー:加速度、コンパス、環境光、近接、指紋
- カラー展開:ブルー、ブラック、ゴールド
[参考:メーカーサイト HUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)]
売ってるところ
それでは、開封してみたいと思います!
開封の儀
パッケージ
これまでHuaweiは縦長のパッケージを多く用いてきましたが、今回はスタンダードな横長のパッケージです。
手前には、型番(FIG-LA1)や簡単なスペック(32GB、3GB)の記載。
開封
開封してみました。
他のメーカと同じように、本体は寝かせてある状態で収まっていました。
付属品
付属品を確認します。
箱と本体以外では、下記が付属品となります。
- 充電器
- 充電ケーブル
- ヘッドセット
- イジェクトピン
- ケース
- クイックスタートガイド
各付属品を詳しくチェックします。
充電器
「約5.7×3.2×2.0cm」のコンパクトな充電器(USB一個口)です。
記載の性能は「入力:100-240V 50/60Hz 0.2A、出力:5.0V 1.0A」トラッキング対策済み。
なお、プラグの折りたたみは出来ません。
充電ケーブル
白い充電ケーブルはmicroUSB(B)です。
ヘッドセット
簡単なヘッドセットが付いてきます。
イジェクトピン
SIMスロットを引き出す為のピンです。
ケース
ハードタイプのケースが付属しています。
しかも本体カラーに合わせたブルー系のカラーリングです。
クイックスタートガイド
簡易説明書の「クイックスタートガイド」が付属します。
なお、メーカー保証期間は本体1年、充電器6ヶ月、USBとイヤフォン(ヘッドセット)3ヶ月です。納品書も忘れずに保管しましょう。
本体外観
スマホ本体の外観チェックを行います。
表面
上部にインカメラ類、下部にメーカーロゴ。
なお、購入時からフィルムが貼ってありますが、これは輸送保護用との事。
余程誤解する方が多いのか説明する小さな紙が入っていました。
特に滑りや、指紋防止面で優れている訳でもありませんので、剥がして使うか専用品に貼り替える事をおすすめします。
背面
マット塗装が施されたボディです。
大部分が金属と思われ、価格帯を考えると十分な質感です。
中央下にはロゴマークや各種認証マーク、中央上に指紋センサー、最上部にカメラです。
上側面
本体の上です。小さな穴はサブマイク。
右側面
ディスプレイ側から見ての「右側面」。
音量ボタンと電源ボタン。
左側面
ディスプレイ側から見ての「左側面」です。
SIMカードスロットは、こちらにあります。
下側面
左から下記の通り並んでいます。
- ヘッドセットジャック
- メインマイク
- マイクロUSBポート(充電ポート)
- スピーカー
SIMスロット
SIMスロットを確認します。
トレイは、本体左の穴にイジェクトピンを差し込み取り出します。
SIMサイズ
取り出したSIMスロットトレイです。
SIMカードサイズは「nanoSIM」です。物理的にはnanoSIMを2つ置くことが出来ますが、これには続きがあります。詳しくは下記「DSDS仕様について」を参照。
※SIMスロット2(左)とmicroSDは兼用です。
DSDS仕様について
前述の通り、SIMスロット自体は2つあります。
しかし、片方がGSMのみとなる為、国内ではDSDS非対応となります。
[クイックスタートガイドP23]
事実上、SIMスロット1はnanoSIM専用、SIMスロット2はmicroSD専用と思っても差し支えないでしょう。
ベンチマーク
AnTuTuベンチマーク
AnTuTu総合ベンチマークです。
(AnTuTu v7.0.4、FLG-LA1 build.v.8.0.0.121)
88,305でした!
各項目詳細
各項目値の詳細はこちら。
個人的には、予想外に「内部ストレージ」が評価されているように見受けられます。この辺の検証はまた次の機会に。。
さて、続いてセンサー対応など、デバイス情報のチェックです。
基本情報
ストレージ・CPU
ディスプレイ・カメラ
バッテリー・OS・接続状態(NFC)・ネットワーク
センサー
以上、ベンチマークでした!
まとめ
安価なのに性能は低くない
前作「nova lite(PRA-LX2)」の時同様、今作の「nova lite 2(FIG-LA1)」も安価にも関わらずミドルスペック並のCPUが採用されていたりと、「エントリーモデル = 低スペック」の公式が成り立たない上々の仕上がりに感じました。
また、これからの新定番とも言える、ワイドディスプレイをこの価格で試せる点も魅力に感じます。
個人的には、多くのMVNO向けに供給された事で、比較的長くアップデートを受けられるのでは?と憶測しています。
ある意味下位モデルらしさ?とも言える、旧規格(wifiは2.4のみ、充電はmicroUSB)採用があるものの、これらをさほど問題としない方は、十分に検討する価値がありそうです。
それでは、楽しいHUAWEI nova lite 2(FIG-LA1)ライフを!