【g07のカメラ性能とキレイに撮るための注意点。おすすめのカメラ設定もあります。】
さて、カタログスペックでも察する事が出来ますが、格安スマホg07のカメラはハイスペックではありません。
しかしそれは、写真が粗すぎたりQRコードが読み込めないような「使い物にならないカメラ」という意味ではありませんので誤解の無きよう。
まずは実際に撮ってみます。
[仕事で立ち寄った千葉方面を2枚]
※圧縮しています。
一眼レフ並みの性能や、iPhoneの強烈なHDR効果を求める方はともかく、値段なりの性能はあるので十分普段使いできるレベルです。
しかし、センサーの違いなのか、何も考えずに撮影すると、時々ぼやけた写真になる事があります。
今回は、そんな失敗を避ける為、g07のカメラのきれいに撮るコツ?や弱点について触れていきたいと思います。
きれいに撮るコツ的なもの
1.オートフォーカスが遅め
g07のカメラは、カメラ性能を売りにするモデルとは違い、少しオートフォーカス(ピント合わせ)が遅めです。
2017/1下旬のアップデート(CP-J55a_20170119)で少し改善されましたが、
それでも被写体にカメラを向けてから、感覚では1~2秒位掛かる気がします。
これが写真がぼやけたりする要因の一つとなっています。
カメラを被写体に向けて直ぐにシャッターを切ると高確率でぼやけます。
必ず中心に表示される「□マーク」(フォーカス)が消えるのを確認してから、シャッターボタンをタップしましょう!
[中心の□が消えるまで待ちましょう]
2.撮りたい物が決まっている場合
冒頭の電車写真の様に風景全体を写したい時は、そのまま撮影して問題ありません。
しかし、撮りたい物が決まっている場合には、オートフォーカスに任せるのでは無く、ピンポイントでピント合わせをしましょう。そうする事で、圧倒的にしあがりが違います。
対象の被写体をタップするだけで、ピンポイントで指定できます。
では、どの位違いが出るのか比較してみましょう。
[ そのまま撮影 ]
[ 缶コーヒーをタップしてから撮影 ]
今度は至近距離で比べてみます。
[ そのまま撮影 (至近距離) ]
[ 缶コーヒーをタップしてから撮影 (至近距離) ]
逆光気味にも関わらず、かなりハッキリ写すことが出来ました。
3.弱点。暗いところでの撮影
g07のカメラは暗いところが苦手です。
試しに日没後にちょっとぼろい公園ベンチを写してみました。
[g07公園ベンチ]
[zenfone3公園ベンチ]※比較用
同じ時間とは思えないほど、g07はかなり暗く写ってしまいました。
一応g07には、撮影モードに「夜間ポートレート」なる機能が存在しますが、正直目立つ変化はありませんでした。
暗闇撮影に関してはある程度割り切りが必要かもしれません。
対策として、どうしても暗闇撮影したい方は、次のおすすめ設定を参考にしてください。
4.おすすめ設定
個人的なおすすめ設定はこちらです。
- 昼間、明るい所:HDRモード、美容は無効。
- 夜間、暗いところ:HDRはOFF。画像の明るさ高(画像プロパティ)
何れも撮影時に「1.オートフォーカスが遅め」「2.撮りたい物が1つしかない場合」の2点は考慮してください。
美容無効にするのは、なんとなくシャープさが失われているような・・・気のせいかも知れません。お好みで。
まとめ
撮影時に押さえるポイント
- □マーク(フォーカス)が消えてからシャッターを切る事
- ピンポイントで撮影したい物なら、迷わず被写体をタップ後
- 暗いところでの撮影は期待できない。どうしても撮るなら「画像の明るさ高」
高性能ではないが、値段なりに十分普通に使えるカメラでした。
それでは、楽しいスマホライフを!