昨年(2019年)は、災害で長期間の停電に陥る地域もあり、自宅での災害対策を考えるきっかけとなりました。
災害停電時でも、安否確認に情報収集、懐中電灯代わりとスマホが有用なのは間違いありませんが、バッテリー切れでは何の役にも立ちません。
このバッテリー切れを簡単に解決してくれそうな物といえば、「モバイルバッテリー(充電式)」です。
しかし、いつ起こるのか分からないのが災害です。
災害時に、毎回都合良くモバイルバッテリーが充電してあるとは限りません。
そこで気になっているのは「乾電池式モバイルバッテリー」です。
停電時、家中の乾電池(例:リモコン、時計類、ワイヤレスキーボード・マウス等)をかき集めれば、とりあえず緊急連絡分の充電は出来そうな予感です。
久々に100均で乾電池式モバイルバッテリーを見かけたので購入してみる事に。
今回は、100円ショップセリアで「USB charger 充電用電池BOX(BBJ01)」を買ってみた話です。
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開封の儀
パッケージ表
購入価格は100円(税抜)です。
パッケージ上部。
電池は単3を2本使用します。
あれ・・・?
購入時には気が付きませんでしたが「iPhone・iPodやiPad、スマートフォンの充電にはご使用できません。」の記載。
完全に見落としでしたが、後ほど自己責任で検証してみたいと思います。
アルカリ電池と充電池が使えるようです。
なお、充電ケーブルは付属していません。
つまり別途必要なのは下記2点ですね。
- 単3乾電池×2
- 充電ケーブル
パッケージ裏
裏は説明書。
使用上の注意
ここでの「携帯電話」とはガラケーの事でしょうか?
更に詳しく
パッケージ裏面を詳しくチェックしたい方は下記でどうぞ。
本体
本体はシンプル構造で、黒いABS樹脂が採用されています。
「USB CHARGER」の記載。
カバーが外しやすいように、スライド用のミゾもあります。
実際にスライドしたところ。
こんな感じでカバーは外れます。
電池BOX内部。
天面にはUSBが1個口。
裏面にはロゴ等一切ありません。
サイズ・重量
ザックリと本体サイズと重量の計測。
外観サイズは縦:約77mm、横:約34mm、高さ:約19cm
重量は約22gくらい。(電池なし)
自己責任検証
既に紹介したように、パッケージでスマホ非対応である事が分かりました。
しかし、過去に購入した100均乾電池式モバイルバッテリーも同じような構造でスマホ対応だったことから、なかなか諦めきれません。
自己責任で検証してみる事にしました。
電池には手持ちの充電池(ニッケル水素電池)の「パナソニック エネループ eneloop BK-3MCC」
※1.2V min.1900 mAh
検証用にサブスマホのGoogle Pixel 3a(バッテリー約3000mAh)を用意しました。残量は2%。
早速、ケーブルで接続してみると・・・充電アイコンに変わりました!
出力不足で充電されない事も考えていましたが、とりあえず低速充電が開始されたようです。
スリープで放置すること約1時間。
13%に。
開始から約2時間で25%に。
開始から約3時間過ぎでチェックしたところ、いつの間にか充電終了していました。
30%。
意外にも充電自体は出来てしまった訳ですが、「製品の本来の使い方では無い行為」なので、使い所が難しくなってしまいました。
今度、検証充電する時は出力をチェッカーで計測してみたいと思います。
なお、どうしても試したい方は自己責任でどうぞ。
まとめ
乾電池式は災害用の備えとしてありかも
本品は一応スマホ不可との事ですが、もう少し予算を確保すれば「スマホ対応の乾電池式モバイルバッテリー」の入手は可能です。
充電容量の面で「充電式モバイルバッテリー」に大きく水をあけられている「乾電池式モバイルバッテリー」ですが、災害時の備えとして1個自宅保有しておくのは悪くないアイデアと思いました。
それでは、楽しいスマホライフを!