ゲーミングマウスは操作が正確で耐久性もあるので、仕事用に使っても活躍してくれます。
一般的なPCマウスより高価ですが、値下がりしやすい旧モデルが、普段使い用として狙い目です。
今回は、SteelSeries(スティールシリーズ)の「PRIME MINI WIRELESS」を、仕事用マウスとして買ってみた話です。
SteelSeries PRIME MINI WIRELESSを実際に使ってレビュー
- 商品名:SteelSeries PRIME MINI WIRELESS 62426
製品概要と付属品をチェック
PRIME MINI WIRELESSは、SteelSeriesの充電式ゲーミングマウスです。
最新モデルではありませんが、仕事用マウスとしてならオーバースペックと言って差し支えない性能です。

早速、開封して付属品を確認しました。
- マウス本体
- Type-Cケーブル(C to A)
- 拡張アダプタ(Cメス to Cメス)
- レシーバー(USB Type-Cドングル)
- 説明書

手に馴染むエルゴノミクス形状と5ボタン構成
ざらつきのある質感の、右手用エルゴノミクスマウスです。

事務的作業にも、活躍してくれる「5ボタン」構成です。
右・左ボタンとスクロール。

左側面の進む・戻るボタン。

インジケーターランプの意味
スクロール脇には、インジケーターランプ。
光で、バッテリー残量やCPI・ポーリンクレート設定を確認することができます。

※ちなみに、電源スイッチとCPIボタンは底面にあります。

ランプの意味は下記のとおり。
バッテリーの残量表示
電源を入れたり、スリープから復帰したときに、バッテリーの残量が確認できます。
| インジケータランプ | バッテリー(%) |
|---|---|
| レッド | 0~5 |
| イエロー | 6~10 |
| グリーン | 11~100 |
CPIの確認
CPIボタンを押すと、CPI値の変更と確認ができます。
| インジケータランプ | CPI値 |
|---|---|
| パープル(3秒点灯) | 400 |
| ブルー(3秒点灯) | 800 |
| グリーン(3秒点灯) | 1200 |
| イエロー(3秒点灯) | 2400 |
| レッド(3秒点灯) | 3200 |
※アプリSteelSeries GGでカスタマイズ可
ポーリンクレート
CPIボタンの「長押し」すると、ポーリンクレートの変更と確認ができます。
| インジケータランプ | ポーリンクレート(Hz) |
|---|---|
| レッド(3秒点滅) | 1000 |
| イエロー(3秒点滅) | 500 |
| グリーン(3秒点滅) | 250 |
| ブルー(3秒点滅) | 125 |
本体の外観を詳しくチェック
正面
正面の下には、Type-Cポートがあります。ポート周りは狭め。

右側面
右側面は、エルゴノミクスらしく、なだらかな山なり。

左側面
左側面にはボタン類。
下部に向かって少し窪んだ形状です。

背面
背面(後ろ側)には、メーカーロゴがあります。

底面
底面では、白く滑らかなPTFEマウスソールが際立っています。

実際に使ってわかったポイント
サイズよりはやや小さめ、フィット感良好!
サイズ上は、大きな手向けのように考えていましたが、実際には標準~やや小さめの手に合う印象です。
手の形や好みなどもあるので一概に言えませんが、定番モデルとサイズ比較した所感を述べておきます。
- 本品よりも小さいはずの「G304」の方がすこし大きく感じた
- 「M185」くらいのマウスを使っている方でも、大きすぎるサイズ感ではないように感じた
| マウス | 縦 | 横 | 高さ |
|---|---|---|---|
| SteelSeries PRIME MINI WIRELESS | 120.3 mm | 66.2 mm | 40.7 mm |
| Logicool G304 | 116.6 mm | 62.1 mm | 38.2 mm |
| Logicool M185 (同サイズ:M186、M220、M221) |
99 mm | 60 mm | 39 mm |
背面側の厚みが抑えられている効果でしょうか?

また、エルゴノミクス形状なので、右手にしっかりフィットしてくれます。
ファームウェアを更新できる
アプリ(SteelSeries GG)のインストールは必須ではないものの、一度は導入することをおすすめします。
その理由は、本体のファームウェアの更新ができること。

ファームウェア更新後は、お好みでどうそ。
クリック音はやや大きめ
ゲーミングマウスなので、クリック音は大きめです。
ゲーミングマウスとしても、やや大きめの部類かと思うので、図書館並の静かなオフィスで使うには不向きかもしれませんね。

レシーバーの使い勝手が今ひとつ
レシーバーの、使い勝手があまり良くないように感じました。
まず、Type-Cであることで、PC充電や高速伝送に使うポートが、常に埋まってしまいます。
インターフェースが限られる、ノートPCユーザーには、あまりうれしくない状態です。

また、レシーバーサイズが大きい(幅:約26mm、縦外側:約18mm、厚み:約8mm)ので、Type-Cポートが隣接している場合は干渉する可能性があります。
試しに、ポート間約5mmのType-Cに差し込んでみます。

残念ながら、となりのポートに一般的なケーブルを差し込むのは、難しい状態に。

とりあえず、L字型のアダプタで対処したことを、付け加えておきます。
まとめ
旧モデルでも使い勝手は十分でコスパは高い
SteelSeries PRIME MINI WIRELESS は、事実上の旧モデルですが、仕事用として使うなら十分すぎる性能のマウスでした。
フィット感の良さや、ポインタ精度の高さ、設定の自由度、毎日の作業に取り入れるとちょっとしたストレスが減る印象。
作業環境によっては気になる部分(大きめのクリック音、レシーバーの使い勝手)はあるものの、価格が手頃なタイミングなら、高性能な仕事用マウスの選択肢として、悪くなさそうです。
それでは、楽しいスマホライフを!

