Transcend(トランセンド) TS-RDF5K レビュー。amazonで一番売れているカードリーダー(usb3.0)を試してみた。

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【ベストセラー1位のカードリーダーの実力は如何に?】

時々、PCでSDカードリーダーを利用する機会があるのですが、久々に利用したところ接続したり、途切れたり、挙動が怪しい状態になっていました。転送途中にデータ破損されても困るので、おとなしく買い換える事に。

USB 3.0対応で安ければ、他に希望は無かったので、特に何も考えずamazonでベストセラー1位(外付メモリカードリーダーカテゴリー)だった商品を選んでみる事にしました。

今回は、Transcend(トランセンド)のカードリーダー TS-RDF5Kの購入レビューです。

 

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開封の儀

パッケージ

sdカード類同様、トランセンド製品らしいシンプルなパッケージです。

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いきなり気になる点が・・・。

購入してから気が付いたのですが書込みが「up to60MB/s」となっていました。以前利用していたノーブランド品では80MB/s付近まで計測出来ていたので若干後悔。(※心配は取り越し苦労だったかも知れません。後述「使ってみた」にて)

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本体

本体はこんな感じてす。特に変哲もない普通のカードリーダーです。

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裏面です。

空気が入り込んでいて、一瞬焦りましたが外装の不具合ではありません。透明な保護フィルムが貼られているだけでした。剥がせばOKです。

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側面には、下記2種類のカードスロットがあります。

  • SDカードスロット
  • microsdカードスロット

一度も使う機会の無いの規格のスロットがあることも珍しくありませんが、当リーダーは無駄の無い感じが、私的には好印象です。

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なお、SDスロット上の薄さを見ていただくとお分かりと思いますが、堅牢さは皆無です。

 

本体はUSBメモリーのような形状をしています。キャップを外すとUSB3.0の特長でもある青いコネクタが姿を現します。

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残念ながら外したキャップは、逆側に取り付けたりは出来ません。無くさないように注意しましょう。

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サイズ

それなりに幅がある為、PCのUSBポートが隣接している場合は注意が必要です。隣のポートを一部塞いでしまう可能性があります。

メーカーサイトの公開サイズは外側のみでしたので、ざっくりですが一応、サイズを測ってみました。※誤差はご容赦ください。

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如何しても、隣接ポートを併用したい場合は「USB延長ケーブル」や「USBハブ」を上手く利用するしかなさそうです。

 

利用は自己責任でどうぞ。

 

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ファームウェア更新

新ファームが公開されていた

必須作業ではありませんが、新しいファーム(v.TS3A)が公開されているようなので、アップデートしておく事にしました。

1.ダウンロード

Transcendの公式サイトからファームをDLします。ファイル自体は軽くwindows版のファイル容量は約183KBでした。

RDF5 | 製品サポート - トランセンド|メモリ製品のスペシャリスト
RDF5を入力すると、関連するソフトウェア、ユーザーマニュアル、ドライバー、FAQ、その他のオンラインリソースが検索できます。

2.FWUpgradeTool起動

DLしたファイルはZIP形式です。

解凍後、フォルダ内の「FWUpgradeTool.exe」で専用ツールを起動します。

 

3.更新開始

更新ツール「FWUpgradeTool」が起動します。

リーダーにsdカードが差さっていない事を確認し、「Start」ボタンで進みます。

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「本当に更新しても良いか?」の最終確認です。「OK」で更新開始です。

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更新が終わるまでは絶対に、取り外してはいけません。

4.更新完了

「OK」でツール起動画面にもどります。

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「Done」でツールを終了させます。

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ファーム更新は以上で終了です。お疲れさまでした。

 

使ってみた

差し込み向き

SDカードは電極を下に向けて差し込みます。microSDカードは電極を上に向けて差し込みます。

なお、microSDカードに関してはかなり奥まで差し込む必要がありました。認識しない場合には、この点を確認しましょう。

 

速度測定

念のため、カード性能を引き出せるかチェックしてみました。PCの3.0ポートに接続して計測。

[SD:TS32GUSDU3(MAX Read 95、Write 85MB/s)]

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複数回実施したところ若干バラツキがありましたが、速い計測時の値(上記画像)を見る限りは十分sdカード性能を引き出せているようです。

 

リーダーの書込みに関して、パッケージ上は60MB/sとの記載でしたが普通に80MB/s以上計測される場合もあり、さほど気にする必要もないのかも知れません。 

気になるところ

ベンチマーク後、リーダーを取り外そうとしたところ、かなり熱を持っているのに気が付きました。

一般的に、microSDカードの動作温度上限は80℃前後に設定されている事が多い為、さすがに大丈夫だとは思いますが、長時間の連続使用にはあまり向かない気もしてしまいました。

 

まとめ

ごく普通のリーダー

一通り使った感想は、同価格帯の他社製品と比べ、特段性能が優れている訳でも無く「安めだけど普通に使えるカードリーダー」でした。

無難な選択だとは思いますが、必要以上に発熱を気にする人やスペックモンスターな人には物足りないと思われます。

TS-RDF5Kを選ぶメリット

この「Transcend TS-RDF5K」を選ぶメリットは2点です。

  • 多くの人が使っている安心感
  • 長いメーカー保証

既にファーム配信があった訳ですが、一般的に利用者の多いモデルはサポートが厚くなる傾向がある為プラス材料です。

メーカー保証に関しては、他社製品は6か月~1年程度の商品が多い状況ですが「Transcend TS-RDF5K」のメーカー保証はなんと2年となります。保証期間を重視する人には大きな判断材料となりそうです。

 

それでは、楽しいPCライフを!

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